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§インドネシアのスマトラ沖地震 2日目

2004-12-27 23:26

▼津波被害のインドネシアなど3国に政府緊急援助へ

政府は27日、スマトラ島沖の地震による津波被害に関し、インドネシアなど3か国に緊急援助を実施することを決めた。  インドネシアにはテント、毛布、発電機など総額2600万円相当、スリランカには浄水器など1470万円相当、モルディブには簡易水槽など970万円相当の緊急援助物資をそれぞれ提供する。  このほか、27日夜に国際協力機構(JICA)の職員2人による調査チームをインドネシアへ派遣。2人はジャカルタで現地の政府関係者から被災地の状況や必要な援助物資について聞き取り調査を行う。 - 読売新聞 -

2004-12-27 23:14

▼スリランカで邦人8人死亡情報、外務省は否定

スリランカで邦人8人の死亡が確認されたとの情報について、外務省の担当者は27日夜、「現地の大使館からは、邦人の死者が確認されたとの連絡を受けていない。今のところ、被災各国の在外公館から邦人の死者が発見されたという情報はない」と述べた。 - 読売新聞 -

2004-12-27 22:49

▼水上スキー中、タイ国王の孫死亡…インド洋津波

タイのタクシン首相は27日、インドネシア・スマトラ沖地震による津波で、プミポン国王の孫プミ・ジェンセン氏(21)が死亡したと発表した。  プミさんはタイ南部プーケット島北方のカオラック付近で水上スキーをしている最中、津波に巻き込まれ、遺体で見つかった。プミさんは、プミポン国王の娘ウボンラタナ王女と米国人の夫との間に生まれた息子。 - 読売新聞 -

2004-12-27 22:44

▼インド洋津波の地震波、地球表面を3周…強さを証明

インド洋津波を引き起こした地震の揺れが、地球の表面を3周以上も伝わっていたことが、気象庁精密地震観測室(長野市)がとらえた波形データで分かった。  過去100年間で4番目だったマグニチュード(M)9・0の地震の強さを示している。  気象庁によると、地震波は伝わる途中で減衰するため、M8以下だと何周も回ることは少ない。今回は、北東方向に伝わった揺れは本震から約6時間で3周、南西方向では5時間で2周していた。さらに周回していた可能性もあるという。  同観測室は、国際的な地震観測ネットワーク「IRIS」にデータを提供している世界約90か所の拠点の一つ。 - 読売新聞 -

2004-12-27 21:58

▼日本人の安否確認状況、外務省が発表

外務省は27日午後、インドネシア・スマトラ島沖で発生した地震とそれに伴う津波被害に関する邦人の安否確認状況を発表した。  旅行会社計17社に確認したところ、同日午後4時現在、被害のあったタイなどへのパッケージツアーの旅行者計1305人のうち、25人の安否がまだ確認できていないとしている。  外務省に安否情報を提供している日本旅行業協会のその後の発表では、同日午後5時45分現在、安否未確認者は3人減って、22人となった。
 22人の内訳は、スリランカが12人、タイ南部のプーケットが10人。このうち、「大陸旅遊」の企画したツアーに参加し、スリランカ南部のハンバントタにいた20人のうち、8人は無事が確認されたが、12人は無事が確認できていない。20人の宿泊先のホテルは津波で倒壊していた。
 ハンバントタからコロンボの警察病院には同日、22人の遺体が移送された。この中にはアジア系の遺体があるとの情報もあり、スリランカの大使館員が邦人が含まれていないか、確認を急いでいる。
 また、プーケットで邦人が津波に巻き込まれたとの情報について、外務省幹部は「大人4人、子ども4人の計8人が巻き込まれたとの情報がある」と説明した。この中には、タイ大使館の吉野貞行1等書記官(41)と小学生の長男も含まれている。
 在留邦人は、プーケットで約350人、モルディブで約180人、マレーシアのペナンで約400人の計930人について、まだ安否が確認されていないという。
 一方、政府は27日、国際緊急援助隊の医療チームをスリランカに派遣したのに続き、同日夜には国際協力機構(JICA)の職員2人による調査チームをインドネシアへ派遣した。同国のアチェ州、北スマトラ州で1800人以上の死者が出ていることから、2人の職員はジャカルタで現地の政府関係者から援助について聞き取り調査する。
 政府は近くインドネシアにテント、発電機、毛布などの物資援助を行う方針だ。 - 読売新聞 -

2004-12-27 20:55

▼地震・津波被災国の首脳に小泉首相が哀悼の意

小泉首相は27日、インドネシア・スマトラ島沖の地震と、それに伴う津波で被害を受けたインドネシア、タイ、マレーシア、スリランカ、モルディブ、インド各国の首脳に対し、「多くの人命が失われたことに心より哀悼の意を表明し、被害にあった方々の速やかな回復と被災からの復興を祈念する」とのメッセージを送った。 - 読売新聞 -

2004-12-27 20:08

▼地震被災地への渡航延期、外務省が呼びかけ

外務省は27日、インドネシア・スマトラ島沖の地震による被害が大きい東南アジア、南西アジア、アフリカ地域への渡航延期を呼びかける「渡航情報」を発表した。  「宿泊施設、通信、交通機関などのインフラに影響が生じるなど、危険な状況の可能性がある」としている。 - 読売新聞 -

2004-12-27 17:01

▼津波の死者50人に=マレーシア

マレーシア連邦警察は27日、同国での津波被害の死者が50人に増えたことを明らかにした。また、16人が行方不明、218人が負傷したほか、少なくとも約4500人が避難している。これまでに判明した犠牲者はペナン州36人、クダ州10人、ペラ州4人。 - 時事通信 -

2004-12-27 16:56

▼ツアー客1280人の所在を確認、午後3時現在=国交省

インドネシアのスマトラ島沖の大地震を受け、国土交通省がまとめたJTBなど主要旅行会社のツアー客の午後3時現在の安否確認状況は以下の通り。安否が確認されていないのは25人となった。 - ロイター -

渡航先 取り扱い数 確認済 未確認
プーケット 671人 662人 9人
モルジブ 230人 230人 0人
スリランカ 90人 76人 14人
ベナン 170人 170人 0人
ランカウイ 112人 112人 0人
ピピ・その他 32人 30人 2人
総合計 1305人 1280人 25人

旅行会社 取り扱い数 確認済 未確認
JTB 178人 178人 0人
近畿日本ツーリスト 200人 200人 0人
日本旅行 109人 107人 2人
ジャルパック 66人 66人 0人
HIS 201人 199人 2人
日通 24人 24人 0人
阪急交通社 17人 17人 0人
クラブツーリズム 43人 43人 0人
ANAセールス 14人 14人 0人
エスティワールド 160人 153人 7人
マックスエアサービス 8人 8人 0人
ワールドツアープランナーズ 59人 59人 0人
A&A 98人 96人 2人
大陸旅遊 20人 8人 12人
グッドラック 64人 64人 0人
テック航空サービス 10人 10人 0人
ATB 34人 34人 0人
総合計 1305人 1280人 25人
2004-12-27 16:56

▼スリランカの外国人死者70人、日本人は少なくとも9人

スリランカの観光当局は、インド洋で起きた大地震による津波で日本人少なくとも9人を含む外国人旅行者70人が死亡した、と発表した。 首都コロンボの遺体安置所を訪れたロイター記者は、子供1人を含む9人の遺体を目撃した。 観光当局の当局者は、遺体の指紋を採取している最中だ、と述べた。 同当局者によると、死亡した観光客の大半は東部にいた人々。電話回線が被害を受けており、当局による現地ホテルとの連絡が阻まれているという。 - ロイター -

2004-12-27 16:34

▼スマトラ沖地震、死者数は1万4425人に

インドネシア・スマトラ沖地震で発生した津波による死者は、これまでに1万4425人に達し、被災地では行方不明者の捜索のほか、遺体の収容や身元確認作業が行われている。  26日発生したマグニチュード(M)9.0の大地震は、この40年では最大規模。最大10メートルの津波に見舞われた南アジア一帯の海岸は死と破壊の現場と化した。  インド南部ポンディチェリー郊外に住む建設作業員はロイター通信に対し「死は海からやって来た。津波が襲い掛かり、すべての家屋を飲み込んだ。なぜこんな仕打ちを受けるのか」と話した。  最も甚大な被害を受けたスリランカの死亡者数は4890人。次いで南東部の沿岸が津波に見舞われたインドでは4600人が死亡。インドネシア北部も深刻で4500人が溺死した。タイでは約400人が死亡した。  スリランカでは犠牲者の数が増える可能性があり、同国のクマラトゥンガ大統領は「このような災害を経験したことがなかったので、防災が十分ではなかった」と述べた。 - ロイター -

2004-12-27 16:01

▼スマトラ沖地震、南極でも津波観測=半日後到達、最大高さ73センチ-昭和基地

海上保安庁海洋情報部は27日、インドネシアのスマトラ島沖で発生した地震による津波が、震源地から約8900キロ離れた南極の昭和基地でも観測されたと発表した。  観測によると、第1波到達は発生から12時間以上たった26日午後10時40分(日本時間)。その後続いた津波の最大の高さは27日午前2時10分(同)の73センチだったという。 - ロイター -

2004-12-27 15:36

▼<スマトラ地震>高級リゾート地プーケットも泥とがれきに

未曽有の大津波がアンダマン海を襲い、一夜明けた27日、常夏の高級リゾート地プーケットは一面、泥とがれきに覆われていた。
 市内中心部の「プーケット・インターナショナル病院」。ロビーに、診察室に、負傷者があふれた。包帯姿が痛々しい、川崎市の会社員(36)はカオラック地区のホテル1階の部屋にいたが、津波とともに外に押し流された。「多分1キロくらい流された。途中、流れる机や廃材に必死でつかまろうとした。最後はヤシの木にしがみついている自分に気付いた」という。「周囲にはもう死んでるんだろうなと思える人が多数いた」と話すと目を潤ませた。
 友人の都内会社員(36)はビーチから約10分離れた商店街にいた。「タイ人たちが騒いでいるので不審に思ったら、静かに水が流れてきた。次の瞬間にはドッと押し寄せる波につかった」と話した。「まさか津波なんて気にもしなかった」。幸い、流された友人と合流し、高台に逃げて無事を喜び合ったという。
 同病院にはタイ在住とみられる邦人男性(37)も入院しているが、病院職員によると重傷という。
 プーケット北西岸のパトン・ビーチのヤシの並木は、ことごとく高さ20メートル付近でポッキリと先端付近から折れて垂れ下がり、津波の高さと威力を物語っていた。  砂浜沿いに建ち並ぶ高級ホテルの軒先は、大破したクルージングボート、バス、乗用車がたたき付けられるようにしてめり込んでいた。どのホテルのロビーも流木がうずたかく押し寄せていた。 - 毎日新聞 -

2004-12-27 15:21

▼遅れた津波即応態勢 スマトラ沖地震

国際的な観測急務 オーストラリア南方でもM8 “予兆”生かせず
 インドネシア・スマトラ島沖の地震はマグニチュード(M)9・0となり、地震観測史上最大規模だったチリ地震(一九六〇年、M9・5)クラスの巨大地震と分かった。インドネシアでは今年だけで四回、二十四日には同じ「インド・オーストラリア地殻プレート」内にあるオーストラリア南方でもM8クラスの地震が発生、今回の地震の予兆ともみられたが、周辺各国の警戒態勢は不十分で、被害が拡大した可能性が大きい。(北村理)
 二十四日の地震の規模はM8・1で、震源はオーストラリアのタスマニア島南方だった。二十七日付のシドニー・モーニング・ヘラルドによると、地質専門家のスベタン・シナジノフスキ氏は「プレートの片側でエネルギーが発散されたため、もう一方の側でもエネルギーが放出された可能性がある」と述べた。
 また、インドネシアでは、十一月二十六日にも西パプア地域でM6クラスの地震が発生、約三百人が死傷し、約一千棟が全半壊した。このほか今年一年で三件の地震が発生している。
 今回の地震について、海溝型地震の専門家、名古屋大学の安藤雅孝教授(地震学)は、「現段階では海溝型地震と考えられる。ただ、アジア海域は、人口密度が高く、海岸線の地形もなだらかな傾斜が多いので、地震の大きさに関係なく、被害が拡大することは分かっており、要警戒地域だった」という。
 安藤教授によると、今回の地震の近海では、震源域北側のインド洋内で六十三年前(M7・9、死者推定数千人)、一八八一年にM8クラスの地震が発生しており、「インド洋からオーストラリアにかけた海域ではいつどこでM8クラスの地震が起きてもおかしくない」と語った。
 チリ地震では、日本でも約千人の死傷者が出るなど環太平洋地域に被害があったため、その後、ハワイに国際的な早期警戒態勢の拠点が置かれた。では、なぜ、同様に津波地震の頻発するインド-オーストラリア海域に、この教訓が生かされなかったのか?
 神戸市にあるアジア防災センターの羽鳥友彦・主任研究員(地震学)は「日本の気象庁もバングラデシュやスリランカに災害観測システムを提供しようとしていた。また来年一月の国連防災世界会議で、国連側が、津波地震の観測網と早期警戒システムを、アジア地域を含め国際的に強化する方針を打ち出そうとしていた矢先だった」。
 そのうえで、チリ地震の教訓が三十年以上も生かされなかった理由について、「政治体制など国情の不安定要因などが自然災害への観測態勢整備への関心の低さにもあらわれているが、何よりもアジア地域では、地震よりはるかに多い頻度で被害が頻発する風水害への対応に追われているのが現状だ」と述べた。
 アジア・太平洋地域で津波シミュレーションの開発を進めている片田敏孝・群馬大学助教授(災害社会工学)は「今回は震源から遠いところで津波の被害が起きており、地震の観測態勢がなければ警戒のしようもない」として、国際的な早期警戒態勢の構築の必要性を強く主張している。

■津波 本来は「津(船の停泊場所)」に突然押し寄せる「波」との意味で、多くは大地震により起きる。地球上で起きる津波の約8割が環太平洋の地震帯で発生、時速800キロの速さにもなるといわれる。1946年4月、アリューシャン列島で発生した大地震による津波がハワイ列島を襲った際、日系人が使っていた「TSUNAMI」の言葉が国際語として広がったとされる。日本の気象庁は高さ3メートル以上を「大津波」、約2メートル以下を「津波」として津波警報を、高さ数十センチ程度の場合は津波注意報を発表している。。 - 産経新聞 -

主な巨大地震

発生年度 地震名 地震の規模 犠牲者数
1960年 チリ地震 M9.5 約5700人
1964年 アラスカ地震 M9.2 約130人
1957年 アリューシャン地震 M9.1 0人
1952年 カムチャツカ地震 M9.0 不明
2004年 スマトラ沖地震 M9.0 約14000人(12月27日現在)
2004-12-27 15:21

▼ビーチ壊滅状態 スマトラ沖地震

「ものすごいスピードで津波来た」
 「海岸線が一気に引いた後、ものすごいスピードで津波がやってきた」「滑走路にも泥水が襲った」-。スマトラ沖地震の津波から一夜明けた二十七日、タイのリゾート・プーケットなどから帰国した日本人旅行者らがこわばった表情で当時の様子を語った。次第に明らかになる津波の恐怖。一方で、外務省や旅行会社は行方不明者の確認作業に追われたが、現地の混乱を反映して正確な被害把握はなかなか進まない。帰国を待つ家族らには、不安といらだちだけが広がった。
<「怖かった」帰国の旅行者>
 プーケットから帰国した観光客は、一様に疲れきった表情で恐怖の瞬間を語った。  成田空港に到着した東京都の四十代の会社員の女性は、津波の発生当時、ビーチにいた。「海岸線が一気に二、三十メートル引いた後、ものすごいスピードで津波がやってきた。高さはひざ上ぐらいだったが、ビーチの屋台はすべて流された。現地の人も津波と分からず、潮の引いた浜にカニを捕りに行く人もいた」
 津波が押し寄せたホテル一階は泥だらけになり、二階にあるロビーにはけがをした観光客らが運び込まれた。「出血している人もいて、野戦病院のようだった。停電でテレビも見られず何が起こっているのか分からなかった」
 家族五人で帰国した千葉県市川市の中学一年生、川瀬裕之君(13)は「波頭が線のように見えたと思ったら、一気に波がさくを越え、海岸線にある店をのみ込んだ。津波を見たのは初めてで怖かった」。
 一方、プーケットからバンコク経由で関西空港に帰国した東京都品川区の会社員、近真知子さん(26)は「空港が閉鎖されるとアナウンスされ、ターミナルビル内で走りだす人もいて怖かった」。
 近さんはプーケットのビーチサイドのホテルに滞在し、地震発生後の二十六日朝、プーケットの飛行場に到着後、停電が発生。窓から外を見ると滑走路上に津波とみられる泥水が流れ込み、空港職員が出入り口などのシャッターを閉めていた。近さんは用意されたバスで山側の学校の講堂に夕方まで避難したという。
 同じくプーケットから帰国した滋賀県の会社員、田路公夫さん(27)も「沖の方から土が盛り上がるように茶色の水が空港に向かってきた」と興奮した様子だった。
<ホテルは野戦病院>
 タイ・プーケット在住十三年になる旅行業、水野弘巳さん(48)は産経新聞の電話取材に応じ「市街地は平常通りだが、ビーチは壊滅状態」と惨状を語った。
 地震発生時について水野さんは「揺れに気づいた人の方が少なかったのでは」。体感では震度1ほどで、地震そのものによる建物の倒壊被害などは見当たらず、市街地の雰囲気は普段と同じという。
 だが、津波に襲われたビーチ沿いは、ホテルやペンションなど数百軒の宿泊施設がほぼ壊滅状態。建物内に乗用車が流されたまま転がっていたり、コンピューターなどの機器類が散乱したりしているという。
 タイ人以外の負傷者は、市街地にある国立病院を経由し、二つの私立病院に運ばれている。ピピ島など周辺の島々からも船に乗せられた負傷者が続々とプーケットに搬送されているため、市内は二十七日朝になっても救急車がひっきりなしに走り回り「国内でも電話がつながりにくい状況」という。
 一方、プーケット日本人会会長の宮下和司さん(52)によると、現地在住の日本人は約二百人。半数以上の安否確認が取れていないが「大半が市街地に住んでいるので大丈夫ではないか。ただ、ビーチ近くにいた観光客が心配だ」。
 宮下さんが経営するスキューバダイビングの会社からも、津波当時、日本人約三十人が船二隻で沖合に出ていた。しかし、潮の流れがおかしいことにスタッフが気づき、海岸の事務所と無線で連絡、津波と分かり途中で引き返したという。
 宮下さんは「プーケットに約二十年住んでいるが、津波自体が初めて。地元の人も怖さを分かっていなかったのではないか」と話した。 - 産経新聞 -

2004-12-27 15:21

▼「家族、大丈夫か」 旅行会社、対応追われ

渡航キャンセル相次ぐ
 大阪市内の旅行代理店や、関西国際空港に発着する東南アジア便を持つ航空会社は二十七日朝から、安否確認を求める関係者からの電話や渡航キャンセルへの対応に追われた。日本旅行とエイチ・アイ・エスが同日、同日出発予定のタイ・プーケットとモルディブ行きのツアーを中止し、ANAセールス&ツアーズも一月八日までにインドネシアやタイなどへ出国するツアーをすべて中止することを決めた。
 大阪市北区の旅行代理店「エイチ・アイ・エス トラベルバザール梅田」には、午前十時の開店とともに、「家族がインドネシアに旅行中だが、大丈夫か」など安否を確認する電話がひっきりなしにかかった。同店の女性店員は「渡航者の安全は確認されたが、現地がどんな状況になっているのか分からない」といらだった様子だった。
 東急観光関西統括部(同市北区)も早朝から、管轄する関西二府四県のツアー客の安否確認に追われたが、全員無事の情報にほっと一息。今後の対応についてツアー中止も含めて検討中だが、「年末年始のかき入れ時で、人気地域だけに正直痛い。だが、客の安全を最優先に考えて対応しないと」と声を落とした。
 東京都足立区のスリランカ専門の旅行会社には、同国へのツアー客ら三十人の家族から電話が殺到。現時点で四人と連絡がつかないといい、うち関空から出発した二人は、大きな被害が出たヒッカドワ地区にサーフィンに行ったという。
 一方、関空からジャカルタやバンコクに向かう便はいずれも通常通りの運航を予定されており、近畿日本ツーリストやJTBはツアーを継続することにしている。 - 産経新聞 -

2004-12-27 15:21

▼国内でも広がる支援

インドネシア・スマトラ島沖で起きた地震を受け、国内でも支援の輪が広がっている。NGO団体「アジア・アフリカ環境協力センター(ACEC)」(神戸市)は二十七日、新潟県中越地震の被災地に送る予定だった毛布やタオルなど救援物資計約四百キロを急遽(きゅうきょ)、インドネシアなど各国に送ることを決めた。
 この日、センターのスタッフが同市灘区の倉庫で毛布など在庫のチェックを行った。救援物資は近く現地に送る予定で、同時に義援金も募集するという。同センターの瓜谷幸孝理事長は「阪神大震災で私たちが経験したように、海外からの支援が励みになる」と話した。また、NPO「海外災害援助市民センター(CODE)」(同)も同日、救援委員会を立ち上げた。インドのNGOなどから被害状況や必要な支援について情報を収集している。
 NGO「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」(東京都)は同日午前、日本人スタッフら二人を、成田空港発の日航機で首都ジャカルタへ派遣。現地の被害状況や必要とされる支援物資などについて情報収集を進める。PWJはまた、震源地に近い同国ナングロアチェ州に、同日にもジャカルタ事務所の現地スタッフを派遣する。
 このほか、国際医療のNGO「AMDA」(岡山市)も同日午後、日本人スタッフ一人を同州へ派遣する。 - 産経新聞 -

2004-12-27 15:21

▼支援惜しまない 日本

インドネシア・スマトラ島沖で発生した地震と津波に関連して、小泉純一郎首相と町村信孝外相は二十七日午前、被災した各国首脳、外相に対して甚大な被害へのお見舞いとともに、必要な支援を惜しまない考えを伝えるメッセージを外交ルートを通じて伝達した。
 いち早く医療支援要請があったスリランカに対しては、医師、看護師、薬剤師ら二十一人で構成する国際緊急援助隊の医療チームを二十七日午前に派遣した。スリランカとモルディブからは緊急援助物資の要請もあり、政府は応じる方向で検討している。
 緊急対策本部によると、バンコク大使館からは八人、スリランカ大使館からは二人の大使館員がそれぞれ被災現地に派遣された。外務省も本省から両大使館に領事担当職員各二人を応援のため派遣する。 - 産経新聞 -

2004-12-27 15:21

▼楽園に悪夢の2波 プーケット島ルポ

南国の楽園タイのプーケット島を襲った津波は、ビーチ沿いのホテルや店を一瞬にしてガレキの山にかえた。目撃者によると、津波は二波にわたって襲来、特に二度目の津波は海岸線から百メートルも離れたホテルの一階部分まで破壊するなど、すさまじさを物語っていた。
 二十六日午前十時(日本時間同日正午)ごろに発生した津波のあと、ビーチ沿いに宿泊していた観光客は島の内陸部へ避難した。ホテルはどこも満室状態で、役所や寺院、学校、ショッピングセンターなどは野宿をする人であふれかえった。
 ギリシャから来た男性(37)は、海岸線から百メートル離れたホテルの室内にいた。「ゴー」という嵐のような音が聞こえて一、二分後、第一波が襲ってきたが、海水は部屋の外で止まった。さらに十分後、強力な第二波が襲い、海水は一階の天井にまで及んだ。室内にはビーチにあったイスなどが流れ込み、妻が負傷した。役所の庭で眠れぬ一夜を過ごしたが、「お金もパスポートも何もかも流されてしまった。プーケットへ来るのはこれで最後にする」と話した。
 当時、ビーチにいた千葉県在住の梅宮正人さん(33)は、第一波のあとホテルへ逃げようとしたが間に合わず、第二波にのみ込まれた。茶色の泥流の中で足が立たず、頭上や周辺で車やイスが浮かんでいるのが見えたという。目撃者の話を総合すると、第二波の津波の高さは数メートルから二十メートルとの証言もある。
 津波は船上の観光客やダイバーも直撃した。  プーケット島沖にあるピピ島へ百人乗りの観光船で向かっていた米国人男性サムさん(47)によると、突然、海が二つに割れたようになり、船の右側が盛り上がった。続いて船が津波の上に持ち上げられ、三百メートル前方のピピ島のバンガローの二階が同じ高さに見えたという。数時間、海上で待機したあと、プーケット島へ引き返したが、途中転覆した小型ボートにつかまったり、海上に浮かんだダイバー四、五人を救助した。  在タイ日本大使館は二十七日未明、プーケット島と、近郊の町クラビに大使館員を派遣し、邦人の安否情報の収集に当たっている。
 捜索作業に当たっているタイ人スタッフによると、ピピ島で日本人の夫婦と息子二人が津波にのみ込まれ、六歳の男児を除く三人が行方不明になったとの情報があるという。また、ピピ島での避難者名簿の中に「チカ・クルマイ」「マキコ・オザワ」という日本人女性とみられる名前があったが、安否は確認されていない。 - 産経新聞 -

2004-12-27 15:21

▼タイ南部とスリランカ 邦人数十人犠牲か スマトラ沖地震

死者1万4000人超す
 インドネシアのスマトラ島沖で二十六日に起きた大規模地震による津波などの死者は、二十七日までにインド洋周辺八カ国など一万四千人に達した。このほかにも数千人が行方不明のままで、犠牲者の数がさらに増えるのは確実だ。日本人観光客については、タイのプーケット島とその周辺で十人程度が波にさらわれたとの情報があるほか、スリランカでも複数の遺体が収容されたとの情報があり、外務省が確認を急いでいる。
 外務省は二十七日、タイ・プーケット島とその周辺で十人程度の日本人が津波に巻き込まれたとの情報があることを明らかにした。うち五人は子供という。このなかには、休暇中でタイ南部のカオラックにいた駐タイ日本大使館の吉野貞行一等書記官(41)と小学生の長男も含まれている。
 また、スリランカ南部のハンバントタでは現地警察当局の情報として、ホテルの倒壊現場などで日本人とみられる八-十人の遺体が収容されたほか、スリランカのコロンボ空港にアジア系の九人の遺体が到着したという。
 在留邦人では、プーケット周辺五百人のうち百五十人について連絡が取れたが、モルディブの百八十人は同国内の通信事情が悪く、連絡が取れない状況だという。
 現地では、バンコクの日本大使館員八人がプーケット入りしたほか、スリランカ・ハンバントタに二人の大使館職員が向かった。
 外務省は今後、現地へ向かう職員を増員するほか、日本からタイとスリランカの日本大使館へ各二人の応援職員を送る方針。被害の拡大を受けて二十七日午前零時に緊急対策本部を設置した。
 また、国土交通省が二十七日正午すぎまでに、旅行大手十五社から報告を受けた結果、タイのプーケット島やモルディブなどに滞在していた日本人観光客千二百五十四人のうち千百六人の無事を確認した。
 残る百四十八人のうち、大半の客を抱える東京のエスティーワールドの広報担当者は「モルディブとスリランカの計四人を除き、連絡が取れた」としており、依然安否が分からないのは四十人ほどとみられる。 - 産経新聞 -

2004-12-27 15:21

▼自衛隊員ら連絡つかず

防衛庁が二十七日正午現在、休暇でタイのプーケット島などを訪れている自衛官とその家族三十八人について、連絡が取れていないことが明らかになった。同庁で情報収集を急いでいる。
 防衛庁関係者によると、自衛官は海外に渡航する場合、詳細な日程を含めた許可申請を出すことになっている。防衛庁は実態の把握を進めているが、連絡が取れない自衛官や家族がいることが判明。このなかにはプーケット島に家族五人で旅行中、二十六日以降、連絡が取れていない幹部自衛官もいるという。
 また、文科省にはバンコク日本人学校から、教員四人と家族計五人がプーケット方面に旅行中で、連絡が取れないと報告があった。児童生徒と両親ら四家族もプーケット方面に旅行中で、連絡が取れていない。インド・ニューデリーの日本人学校も、プーケット方面に旅行中の教員二人と家族計八人の安否確認ができていないという。 - 産経新聞 -

2004-12-27 15:21

▼<スマトラ地震>吉野1等書記官と長男も津波被害か

スマトラ沖大地震によるプーケット島の北のカオラックで、津波に巻き込まれたとの目撃情報があるタイの日本大使館の吉野貞行1等書記官(41)と長男魁人(かいと)君の実家や現地の日本人学校は、無事を祈った。
 同省によると、吉野さんは芝浦工大工学部を卒業し86年4月に入省した。国家公務員1種試験をパスし、キャリアとして採用された。専門は情報工学で、IT(情報技術)分野を中心に担当。国際情報課や情報管理室の課長補佐を務めた後、01年6月に1等書記官としてタイに赴任した。初めての海外勤務という。
 吉野さんの埼玉県入間市の実家には27日朝、外務省から電話連絡があった。吉野さんの兄によると、吉野さんは妻と魁人君の3人家族。兄は「今入っているのは、連絡がつかないという情報だけ。外務省からの次の連絡を待つしかない」と心配を募らせる。
 バンコク日本人学校によると、魁人君は小学部2年生。小学部には約1600人の児童がいるが、同校では23日から1月5日まで冬休みで、吉野さんのように家族で旅行に出かけているケースも多いという。担任の男性教諭は「魁人君は、虫が大好きで子供らしく元気な子だ。無事を祈っている」と話した。 - 毎日新聞 -

2004-12-27 15:04

▼死者1万3300人超す…スリランカなど非常事態宣言

インドネシア・スマトラ島沖の地震から一夜明けた27日、津波に見舞われたインド洋沿岸各国では懸命の救出作業にもかかわらず、犠牲者はさらに増え、AP通信が伝えたところによると、死者の総数は少なくとも1万3344人となった。
 スリランカ南端ハンバントタとタイ南部のリゾート地プーケットでは邦人が巻き込まれ死亡したとの情報がある。本紙の調べでは、27日午後1時現在、プーケットやモルディブなどへの邦人旅行者のうち、32人の安否が確認されていない。
 通信が遮断されている地域の情報が入るにつれ、今後、さらに被害状況が拡大する恐れがある。米地質調査所は、地震の規模をマグニチュード8・9から9・0に修正した。
 AP通信が地元当局などの数字としてまとめたところによると、死者数はスリランカで少なくとも6090人、インドネシアで4448人、インドで2284人、タイで431人などとなっている。
 サンゴ礁のリゾート地で知られるモルディブや、インドネシアでも最も被害がひどいと見られるナングロアチェ・ダルサラム州などでは、電話や交通網が寸断されているため被害状況の全容が判明しておらず、犠牲者数はさらに増える可能性がある。
 スリランカとモルディブ両国政府は26日、国家災害非常事態宣言を出した。
 一方、国際社会の救援の動きも本格化した。日本がスリランカに医療チームを派遣するのをはじめ、欧州委員会は被害者向けに300万ユーロの緊急援助を拠出すると発表。米政府も「あらゆる適切な支援を行う」と表明、英国もインドネシアなど被災国に援助を申し出た。
 国際赤十字社・赤新月社連盟は650万ドルの緊急支援を国際社会に呼びかけた。
 スリランカ南部のハンバントタで邦人とされる遺体が収容されたとされる情報について、スリランカの首相秘書官は27日、国立公園のある南部ヤラで「22人の日本人旅行者の遺体を発見した」とロイター通信に語った。ヤラに団体旅行客がいたという。 - 読売新聞 -

2004-12-27 15:03

▼津波被害のアジア各国に可能な限りの支援=IMF

国際通貨基金(IMF)は、津波の被害を受けた南アジア各国に対して、可能な限りの支援を行うと発表した。この津波では、1万2900人以上が死亡している。
 インドネシアのスマトラ島沖で26日、40年ぶりの巨大地震が発生し、大規模な津波がインドネシアやインド、スリランカ、タイに大きな被害をもたらした。また、マレーシア、モルジブ、ミャンマーも被害を受けた。
 IMFのラト専務理事は声明で、「南アジア各国が今回の地震と津波の事後対策を行ううえで、IMFが支援できることは何でもする」と強調。「必要なものは国によって異なる。IMFは、それぞれの国に対し、必要な時に適切な支援を提供できる用意ができている」としている。 - ロイター -

2004-12-27 14:51

▼震源域5万平方キロ、震源も浅く巨大津波の条件そろう

インド洋沿岸諸国に大被害をもたらした今回の巨大地震は、プレート(岩板)どうしがぶつかり合う境界で起きた。  インド・オーストラリアプレートが陸側のユーラシアプレートの下に潜り込むうちに、ひずみが蓄積され、ユーラシアプレートが一気に跳ね上がったと見られる。
 これに伴い、海底の大規模な変形が海面に伝わり、マレー半島だけでなく、震源から離れたインド南東岸やモルディブ諸島など四方に広がる大津波となった。今回動いた震源域は、四国の3倍近い約5万平方キロにも及ぶと見られ、海底の変動規模も巨大だったことが推測できる。
 震源は深さ10キロ程度と極めて浅く、規模もマグニチュード(M)9・0という過去最大クラスだった。多くの津波は、同80キロよりも浅い部分でM6・0以上の地震が起きると発生するとされ、巨大津波が起きる条件はそろっていた。
 津波は沿岸に近づくと、海が浅くなるため後から来た波が先行の波に追いつき、巨大な水の壁となって押し寄せる。特に奥が狭くなっている湾では波のエネルギーが集中するため、被害が大きくなりやすい。
 また、地震の規模が大きいと、遠く離れた地域にも津波の被害が出ることがある。日本では1960年5月、過去最大の地震と言われるチリ地震で、発生22時間後、震源から約1万7000キロ離れた三陸沿岸に高さ5、6メートルの津波が押し寄せ、死者・不明142人が出た。
 92年に死者2000人近くを出したインドネシア・フローレス島の地震(M7・5)で、現地調査を行った阿部勝征・東大地震研教授は「インドネシアでは5年に1度ぐらい、M7以上の地震が起きる多発地帯なのに、海岸沿いの低地にびっしりと家が並び、防潮堤もなかった。今回も地震対策が後手に回ってしまう途上国の悲劇が繰り返されたと言える」と話している。 - 読売新聞 -

2004-12-27 14:50

▼時速700キロのジェット機並み…産総研が津波再現

スマトラ沖地震で起きた巨大津波は、ジェット旅客機並みの平均時速700キロ・メートルの猛スピードでインド洋を伝わり、沿岸各地を襲っていた。  産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が、本震・余震の位置や、地震でずれた断層の構造、周辺の海底地形などの詳細データをもとにコンピューターで作成した再現画像でわかった。
 画像で濃い赤の部分ほど津波(海面の隆起)が高い。青い部分は、逆に海面が沈んでいる「引き波」(時速約350キロ・メートル)の海域。  本震・余震の震源域が南北に細長いため、津波は主に東西両方向に分かれて伝わり、震源に最も近いインドネシア・スマトラ島北部には30分以内に到達。震源より東側のタイのリゾート地・プーケットは約2時間後、西側のモルディブは約3時間半後に襲われた。
 画像はインターネット http://staff.aist.go.jp/kenji.satake/animation.gif で公開されている。 - 読売新聞 -

2004-12-27 14:21

▼突然、窓が割れるような音…邦人観光客が恐怖の体験

インドネシア・スマトラ島沖の地震による津波で大きな被害を受けたタイ南部のプーケット島で、一夜明けた27日、ホテルに避難していた邦人観光客が津波襲来の恐怖を生々しく語った。
 北海道札幌市の会社員本間一男さん(49)と美恵さん(46)夫婦は、宿泊していた大型ホテルの1階が砂に埋まった。27日朝になってようやく、ホテルの屋上から家族に連絡を取ることができた。
 本間さん夫婦によると、津波のあった26日朝、2階の客室から外出しようとしていたところ、突然、窓ガラスが割れるような音がしたためベランダに出た。道路にはすでに波が押し寄せてきていたという。
 美恵さんは「悲鳴が聞こえ、手が震えてバッグに荷物が入らなかった」と話した。宿泊客らはパニック状態で、非常階段を使って4階へ避難。ホテルのスタッフが「次の波が来た時は柱につかまって」と呼び掛ける一幕もあった。
 水かさは増し、さらに屋上へと逃げた。同じホテルに宿泊していた大杉穣さん(36)(横浜市)ら日本人2家族と励まし合いながら、屋上で一夜を明かしたという。本間さんたちは26日に帰国するはずだったが、「今日には帰れるだろうか」と不安そうに話した。 - 読売新聞 -

2004-12-27 14:13

▼在留邦人530人の安否未確認…外務省、確認急ぐ

インドネシア・スマトラ島沖で発生した地震とそれに伴う津波被害を受け、外務省は27日午前、邦人の安否確認状況を発表した。
 同日午前8時半現在、安否確認が取れていない日本人の旅行客は、主要観光6社合わせてタイとモルディブの2国で43人にのぼる。  在留邦人は同じ2国で約530人の安否が確認できておらず、タイのプーケットではタイ大使館の吉野貞行1等書記官(41)と小学生の長男を含む10人程度の邦人が津波に巻き込まれた可能性が高い。  このほか、スリランカでは、南部ハンバントタの現地警察が邦人とみられる10人前後の遺体を収容したとの情報を寄せている。コロンボの空港に、アジア系の9人の遺体が収容されたとの情報もある。  インドネシア、マレーシア、インドでは、邦人が被害に巻き込まれたとの情報は入っていない。 - 読売新聞 -

2004-12-27 14:13

▼連絡とれないツアー客32人…旅行各社、確認に全力

各旅行会社は27日も日本人ツアー客の安否確認に追われた。連絡が取れないなど、無事が確認できていない人は午後1時現在、大手6社で2人、その他の旅行会社を合わせると、少なくとも32人に上る。各社の確認状況は次の通り。
 ▽日本旅行(東京都港区) タイ・プーケット島やその周辺に滞在する92人のうち90人の無事が確認された。残る2人はカオラックのホテルから集団避難しているといい、安否確認ができていない。  ▽エイチ・アイ・エス(新宿区) プーケット島周辺にいた80人全員の無事が確認された。マレーシアのランカウィ59人、ペナン島52人、モルディブ14人の計125人とも連絡が取れた。
 ▽JTB(品川区) プーケット島周辺の125人、スリランカの25人、モルディブの16人、ペナン島の12人の計178人は全員と連絡が取れた。
 ▽近畿日本ツーリスト(千代田区) プーケット島の112人、モルディブの16人の全員と連絡が取れた。
 ▽ジャルパック(港区) プーケット島34人、モルディブ12人、ペナン島8人、ランカウィ19人の全員と連絡が取れた。
 ▽日通旅行(港区) プーケット島の20人全員と連絡が取れた。
 ▽その他の旅行会社 「大陸旅遊」(新宿区)がスリランカの12人、「ライオンツアー」(足立区)がスリランカの4人、「エス・ティー・ワールド」(渋谷区)がモルディブとスリランカ2人ずつの計4人、「エーアンドエー」(中央区)がプーケット島の2人、「ワールドツアープランナーズ」(港区)がモルディブの8人の計30人と連絡が取れていない。 - 読売新聞 -

2004-12-27 14:13

▼邦人43人が所在未確認 スマトラ沖地震津波

26日に起きたスマトラ沖地震津波で、国土交通省などは27日、タイ南部プーケットで約20人など日本人計43人の所在が確認されていないことを明らかにした。プーケットなどで日本人10人程度が津波に巻き込まれたとの情報や、スリランカ南部で日本人とみられる約10人の遺体が見つかったとの情報もあるが、情報が錯綜(さくそう)している。
 地震と津波の犠牲者はインド洋沿岸約10カ国に拡大、ロイター通信によると少なくとも計1万3422人。このほか東アフリカでも死者が出ている。
 米海洋大気局(NOAA)などによると、津波による死者が1万人を超えたのは、約2万2000人の被害が出た1896(明治29)年の明治三陸地震以来。国連など国際的な支援活動が始まったが、救援体制が不備の途上国直撃で被害は拡大している。 - 共同通信 -

2004-12-27 14:12

▼阪神大震災の1400倍 産業技術総合研究所

産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の27日までの解析によると、スマトラ沖地震のエネルギーは、阪神大震災を起こした地震の約1400倍と分かった。  米地質調査所によると、スマトラ沖地震は地震エネルギーの規模を示すモーメントマグニチュードが9・0。同研究所によると、阪神大震災を起こした兵庫県南部地震の6・9の約1400倍に相当するという。  兵庫県南部地震は気象庁によるマグニチュード(M)が7・3だった。 - 共同通信 -

2004-12-27 14:12

▼ツアー客1254人中1106人の安否確認=国交省

インドネシアのスマトラ島沖の大地震を受け、 国土交通省が調べたJTBなど主要旅行会社のツアー客の正午過ぎ現在の 安否確認状況は以下の通り。 - ロイター -

渡航先 取り扱い数 確認済 未確認
プーケット 674人 651人 23人
モルジブ 228人 119人 109人
スリランカ 82人 68人 14人
ベナン 151人 151人 0人
ランカウイ 102人 102人 0人
ピピ・その他 17人 15人 2人
総合計 1254人 1106人 148人

旅行会社 取り扱い数 確認済 未確認
JTB 178人 178人 0人
近畿日本ツーリスト 200人 200人 0人
日本旅行 109人 107人 2人
ジャルパック 66人 66人 0人
HIS 201人 195人 6人
日通 24人 22人 2人
阪急交通社 0人 0人 0人
クラブツーリズム 43人 43人 0人
ANAセールス 14人 14人 0人
エスティワールド 160人 56人 104人
マックスエアサービス 8人 8人 0人
ワールドツアープランナーズ 59人 47人 12人
A&A 98人 96人 2人
大陸旅遊 20人 8人 12人
グッドラック 64人 56人 8人
テック航空サービス 10人 10人 0人
総合計 1254人 1106人 148人
2004-12-27 13:27

▼<スマトラ地震>日本人20人死亡情報 津波アフリカにも

インドネシアのスマトラ島沖で26日に発生した地震でインド洋沿岸諸国を襲った大津波の被害は27日、さらに拡大し、ロイター通信などによると同日昼現在、死者は10カ国で1万3000人を超えた。日本外務省によると、タイ南部の観光地プーケット島周辺で日本人観光客ら約10人が津波に巻き込まれたとみられるほか、スリランカ南部ハンバントタで約10人が死亡したという情報があり、被災地に大使館員を派遣して安否の確認を急いでいる。
 地震の規模を速報値でマグニチュード(M)8.9と発表していた米地質調査所は26日(日本時間27日)、M9.0に引き上げた。これにより地震の規模は1900年以降で4番目の大きさとなった。津波は27日、インド洋に面するアフリカ大陸東岸にまで達したことが分かり、AP通信などによると、ソマリアでは河川の逆流で流域住民9人が死亡。ケニアでも遊泳客1人が死亡し、インド洋の島国セーシェルでは9人が行方不明という。
 外務省によると、プーケット島周辺で津波に巻き込まれたとみられる日本人約10人のうち、プーケット島の北にあるカオラックでは、在タイ日本大使館の吉野貞行1等書記官(41)と小学生の長男が津波に流されたという目撃情報があるという。
 スリランカのハンバントタでは、現地警察の情報で、ホテルが倒壊して宿泊していた日本人10人の遺体が収容されたという。スリランカのコロンボの空港に9人のアジア系外国人の遺体が到着したという情報もあり、確認を急いでいる。また、ロイター通信は、スリランカの首相秘書官が27日、「(南東部の)ヤラ国立公園内で日本人観光客とみられる22人の遺体が見付かった」と語った、と伝えた。
 外務、国土交通両省によると、津波が襲ったインド洋沿岸で、旅行者や在留邦人合わせて約700人の所在が確認されていないという。在留邦人では、プーケット島周辺で約500人のうち約350人、モルディブでは約180人全員と連絡が取れていない。
 また、国交省が日本旅行業協会から受けた連絡によると、27日正午過ぎ現在、プーケットやモルディブなどへ向かったツアー客1254人のうち、無事が確認されたのは1106人で、148人が依然未確認だという。地域別の内訳は、モルディブ109人▽プーケット23人▽スリランカ14人▽ピピ(タイ)など2人。
 ロイター通信やAP通信などによると、地震や津波による死者は27日昼までに、スリランカ約4500人のほか、インドネシアがアチェ州を中心に4448人に達し、インドも3600人を超えた。タイでは431人の死者が確認され、うち8割は外国人という。モルディブも32人に増えた。 - 毎日新聞 -

2004-12-27 13:04

▼安否確認へ大使館員ら現地入り=3県で邦人35人不明-タイ南部

インドネシア・スマトラ沖での地震による大津波の被害を受けたアンダンマン海沿岸のプーケットなどタイ南部6県で、27日早朝からタイ国軍の航空機や艦船による大規模な捜索・救助活動が再開された。タイ当局によると、6県で外国人を含む計390人以上の死亡を既に確認。25カ国の在タイ大使館の職員が同日中にプーケット入りし、行方不明者の安否確認作業を本格化させる。
 日本外務省によると、プーケット、クラビ、パンガーの3県で少なくとも日本人35人の安否が分かっておらず、在タイ大使館の職員11人が現地入りして情報を収集している。 - 時事通信 -

2004-12-27 11:37

▼<スマトラ地震>津波被害拡大、死者1万2700人超

インドネシアのスマトラ島沖で26日に発生した地震でインド洋沿岸諸国を襲った大津波の被害はさらに拡大し、ロイター通信などによると27日午前現在、死者は10カ国で1万2700人を超えた。日本外務省によると、タイ南部の観光地プーケット島周辺で日本人観光客ら約10人が行方不明になっているほか、スリランカ南部ハンバントタで約10人が死亡したという情報があり、被災地に大使館員を派遣して安否の確認を急いでいる。
 地震の規模を速報値でマグニチュード(M)8.9と発表していた米地質調査所は26日(日本時間27日)、M9.0に引き上げた。これにより地震の規模は1900年以降で4番目の大きさとなった。
 外務省によると、プーケット島周辺で日本人約10人が津波に巻き込まれ、このうちプーケット島の北にあるカオラックでは、タイの日本大使館の吉野貞行1等書記官(41)と小学生の長男が津波に流されたという目撃情報があるという。毎日新聞の調べでは、このほか同国内で少なくとも10人の日本人が負傷した。
 スリランカ南部のハンバントタでは、現地警察の情報で、ホテルが倒壊して宿泊していた日本人10人の遺体が収容されたという。スリランカのコロンボの空港に9人のアジア系外国人の遺体が到着したという情報もあり、確認を急いでいる。また、ロイター通信は、スリランカの首相秘書官が27日、「(南東部の)ヤラ国立公園内で日本人観光客とみられる22人の遺体が見付かった」と語った、と伝えた。
 外務省によると、被災した観光地で日本人計509人の無事が確認できたが、プーケットで35人、モルディブで8人の計43人の安否が確認できていないという。
 一方、津波は27日、インド洋に面するアフリカ大陸東岸にまで達したことがわかり、AP通信などによると、ソマリアでは河川の逆流で流域住民9人が死亡。ケニアでも遊泳客1人が死亡し、インド洋の島国セーシェルでは9人が行方不明という。
 ロイター通信やAP通信などによると、このほか、地震や津波による死者は27日午前現在で、スリランカ約4500人、インドネシア4448人、インド約3300人、タイ431人、マレーシア42人、モルディブ32人、ミャンマー10人、ソマリア9人、バングラデシュ2人、ケニア1人となった。タイでの犠牲者の約8割は外国人という。このほか負傷者や行方不明者がそれぞれ数千人規模で出ている。 - 毎日新聞 -

2004-12-27 11:22

▼タイ南部で10人津波被害か スリランカでも遺体情報

スマトラ沖地震津波で外務省は27日、タイ南部のプーケットとその周辺で在タイ日本大使館の職員を含む10人程度の日本人が津波に巻き込まれたとの情報があると発表した。スリランカ南部でも現地警察が日本人の可能性もあるとする複数の遺体が発見されており、確認を急いでいる。
 外務省によると、主要旅行社6社(JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、エイチ・アイ・エス、JALパック、日通旅行)が主催したプーケットとその周辺部、モルディブ、スリランカへのパック旅行に552人の日本人が参加しており、うち43人の安否を確認中で、509人は無事を確認したという。さらに個人旅行者や中小旅行社に参加したツアー客の情報を把握するため、現地警察などに働き掛ける。 - 共同通信 -

2004-12-27 11:16

▼<スマトラ地震>日本人570人以上の所在確認されず

外務省によると、津波が襲ったインド洋沿岸で、旅行者や在留邦人合わせて570人以上の所在が確認されていないという。JTBなど主要旅行会社6社では、被災地のタイのプーケット島周辺、モルディブ、スリランカへのツアー参加者552人中、43人と連絡がとれないという。プーケット島周辺ではツアー参加者456人中35人、モルディブでは68人中8人と連絡がついていない。スリランカでは28人全員の所在が確認されている。
 また、在留邦人では、プーケット島周辺で約500人のうち約350人、モルディブでは約180人全員と連絡が取れていないという。
 外務省は地震発生後の26日午後3時に領事局に緊急連絡室を設け、現地の大使館を通じて、日本人の被害状況の確認を行っている。プーケット島沖の観光地ピピ島や、モルディブ、インドネシア・アチェ特別州では電話線が寸断され、連絡が取れない状況が続いている。外務省幹部は「現地の情報が錯綜しており、確認作業には時間がかかる」と話している。- 毎日新聞 -

2004-12-27 10:31

▼【タイ】南部リゾートに津波、60人以上死亡

インドネシア・スマトラ島の西方沖を震源とする地震の影響で、26日午前10時ごろ、南部の西海岸一帯が津波に襲われ60人以上が死亡、1,000人以上が負傷する大惨事となった。多数が行方不明になっており今後、被害は拡大するもようだ。タイを代表するリゾートのプーケットは直撃を受け35人が死亡した。
 プーチャッカーン・オンラインが厚生省系ラジオの報道として伝えたところによると、26日午後4時半までに、南部で61人の死亡、1,339人の負傷が確認された。被害はプーケット、ソンクラー、クラビ、パンガー、スラタニなど南部各県で報告されている。多数の住民や旅行者が高波で沖に流されたほか観光客を乗せたボート数十隻が転覆したとの報告もあり、被害は拡大が予想されている。
 プーケット島は観光施設が西海岸に集中しているため大きな被害を受けた。死者は35人、負傷者は355人に上った。津波の高さは5メートル以上に上ったという。プーケット国際空港は被害を受け一時閉鎖されたが、午後になり再開された。
 プーケット以外では、パンガー県ヤーウ島で2人、クラビー県で9人の死亡が確認された。ピピ島などには数百人が取り残されているもようだ。
 大規模な津波被害の発生を受け、タクシン首相は26日、視察のためプーケット入りを決めた。同日夜のうちに滞在先の東北部コンケンから到着する予定だ。
 タイ国営通信(TNA)によると、北部チェンマイで26日午前8時半ごろ、地震が観測された。震度などは公表されていないが、北部地域を管轄する気象当局によると、高層建築物の上階にいた場合だけ感じられる程度の揺れだった。この地震で、滞在先の建物から避難しようとした外国人旅行者1人が階段から足を踏み外しけがをした。- NNA -

2004-12-27 09:01

▼キャンセル相次ぐプーケット便=関空発のタイ航空機

インドネシア・スマトラ島沖で起きた地震による津波で大きな被害が出たタイ南部のリゾート地プーケットに向け、27日午前1時すぎに関西空港を飛び立ったタイ航空機では、搭乗のキャンセルが相次いだ。 - 時事通信 -

2004-12-27 08:41

▼日本人観光客と見られる22人の遺体を確認

スリランカ首相府は27日、スマトラ沖地震による津波で死亡した日本人観光客と思われる22人の遺体を救助関係者が確認したことを明らかにした。  首相府の関係者がロイター通信に語ったもので、発見された遺体はヤラに滞在していた日本人のグループと見られ、日本大使館当局者が確認に向かっているという。 - ロイター -

2004-12-27 08:13

▼スマトラ沖地震、死者1万1300人

インドネシアのスマトラ島沖で26日マグニチュード(M)8.9の大地震が発生、津波などにより、スリランカ、インド、インドネシア、タイで推定1万1300人が死亡した。 津波は最大で高さ10メートルに達した。  インドネシアの当局者によると、同国では4400人以上が死亡、数千人が行方不明となっている。  スリランカでも3500人が死亡、インドでも少なくとも3000人が死亡した。  タイのリゾート地プーケットも大きな被害を受け、タイ政府によると、同国では少なくとも392人の遺体を回収。最終的な死者数は1000人に達する見通しという。 - ロイター -

2004-12-27 04:56

▼大津波、死者7200人超 日本人20人安否不明 M8.9スマトラ沖震源

インドネシア・スマトラ島西方沖で二十六日午前八時(日本時間同十時)ごろ、マグニチュード(M)8・9の強い地震が起きた。地震で津波が発生してインド洋沿岸に広く被害をもたらし、ロイター通信などによると、死者はインドやスリランカなど八カ国で七千二百人を超えた。行方不明者も多数に上り、日本人観光客二十人も安否不明となっている。AP通信は死者数を八千七百人としており、被害はさらに拡大しそうだ。  米地質調査所によると、震源の深さは一〇キロ。一九〇〇年以降五番目の規模で、六五年以降では最大の地震となった。
 震源に近いスマトラ島北部の沿岸には津波が押し寄せ、インドネシア保健省当局者などによると、二千四百三十七人が死亡した。死者数はさらに増える見通しだ。
 また、タイ南部では少なくとも二百五十七人が死亡し、行方不明者は非公式集計で二千八百人に上る。ロイター通信は、タイ南部の島々でダイバーら百人以上が行方不明になった、と報じた。
 やはり観光地として人気のあるインド洋の島国モルディブでも、津波により首都マレの三分の二が冠水し、空港が閉鎖された。英国人一人が死亡したが、多くの島々から成るモルディブでは連絡が取れない島もあり、詳しい被害状況は不明。同国政府報道官は非常事態を宣言したと述べた。
 一方、スリランカでは東岸沿いの漁村などに被害が集中、当局者は「二千四百九十八人が死亡した」と語った。クマラトゥンガ同国大統領は休暇で滞在中の英国から、「国家的災害」と宣言し、緊急援助を訴えた。
 インドでも南部諸州で被害が多く、政府高官が地元通信社などに語ったところによると、二千人が死亡した。このほか、マレーシアやミャンマー、バングラデシュでも死者が出ているという。
 気象庁によると、この地震による日本への津波の影響はない。

バンコクの日本大使館に入った連絡によると、二十六日の地震による津波でタイ南部のリゾート地、プーケット島に滞在していた日本人観光客二十人が安否不明となり、このうち十人が波にさらわれた可能性が高いという。十人の中には子供三人も含まれている。  プーケットの東方沖に浮かぶピピ島、北にある新興リゾート地カオラックの二カ所の邦人にも安否不明者が出ている。  このうちプーケットの四人、ピピ島の四人、カオラックの二人の計十人は、家族や友人の話では津波が発生した際に波にのまれたとみられる。六歳と八歳など子供三人も含まれているという。  さらに同日夜になっても連絡が取れない安否不明者十人の中にも二人の子供が含まれているとみられ、日本大使館では館員をタイ南部に派遣し確認作業を急いでいる。

バンコクの日本大使館に入った連絡によると、二十六日の地震による津波でタイ南部のリゾート地、プーケット島に滞在していた日本人観光客二十人が安否不明となり、このうち十人が波にさらわれた可能性が高いという。十人の中には子供三人も含まれている。  プーケットの東方沖に浮かぶピピ島、北にある新興リゾート地カオラックの二カ所の邦人にも安否不明者が出ている。  このうちプーケットの四人、ピピ島の四人、カオラックの二人の計十人は、家族や友人の話では津波が発生した際に波にのまれたとみられる。六歳と八歳など子供三人も含まれているという。  さらに同日夜になっても連絡が取れない安否不明者十人の中にも二人の子供が含まれているとみられ、日本大使館では館員をタイ南部に派遣し確認作業を急いでいる。

≪マグニチュード(M)≫ 地震の持つエネルギーを表す値で、1大きくなるとエネルギーは32倍になる。スマトラ沖地震のエネルギーは関東大震災(M7・9)の32倍にあたる。この規模の地震が発生したのは1964年の米アラスカでの地震(M9・2)以来、40年ぶり。  観測史上最大だったのは1960年のチリ沖地震でM9・5。マグニチュードの算出方法は国や地域によって異なり、今回の地震は米地質調査所の発表に基づく。 - 産経新聞 -

スマトラ沖地震・津波の犠牲者(2004-12-27 04:56現在)

国名 犠牲者
スリランカ 2498人
インドネシア 2437人
インド 2000人
タイ 257人
マレーシア 28人
ミャンマー 10人
バングラデシュ 2人
モルディブ 1人
合計 7233人
2004-12-27 03:01

▼大地震・津波、死者8500人=タイで邦人20人不明、3人負傷-スマトラ沖震源

インドネシア・スマトラ島の西方沖で26日午前8時(日本時間同10時)ごろ、最大でマグニチュード(M)8.9の地震が相次いで発生し、スリランカやインドネシア、日本人観光客に人気があるタイ南部のプーケット島などインド洋の沿岸各地を大津波が襲った。各地からの報道によれば、死者数はスリランカで約3200人、インドで約2500人、インドネシアで2400人超に達し、タイなどの犠牲者を含めると全体で約8500人に達した。漁業関係者や転覆した観光船の乗客など行方不明者も多数おり、被害はさらに拡大する見通し。津波による死者数は、過去最大級とみられる。プーケット島などでは日本人20人の安否が分からなくなっており、うち10人は津波にのまれたとの情報がある。また、日本人3人が地元の病院で手当てを受けた。
 外務省によると、日本時間午後11時半時点で日本人の死傷者に関する情報は入っていないが、バンコクの日本大使館によればプーケット島で4人、タイ南部のピピ島で4人、カオラックで2人が波にのまれた可能性が高い。同省は領事局内に緊急連絡室を設置し、確認作業を進めている。
 米地質調査所によれば、震源の深さは10キロ。地震の規模は1900年以降では5番目、64年に米アラスカ州で発生した大規模地震の後、過去40年間で最大規模という。 - 時事通信 -

2004-12-27 02:19

津波死者7000人超、タイで邦人20人以上が不明

インドネシア・スマトラ島北端の西方沖で26日午前8時(日本時間同10時)ごろ、マグニチュード8・9の強い地震が発生、最大10メートルの津波がスリランカ、インド、タイ、マレーシアなどインド洋沿岸各国を襲った。
同日夜現在、死者数は8か国で7000人を超え、さらに増えると見られる。在タイ日本大使館によると、タイ南部のリゾート地プーケットなどで日本人20人以上の行方が分からなくなっている。プーケットでは、複数の日本人がけがをし、病院に運ばれた。
 ロイター通信によると、タイでは、南部で計257人が死亡した。プーケット島での津波の高さは5―10メートルに達し、内務省発表では、死者数はここだけで86人に上った。目撃証言では、津波は3波に分かれて押し寄せ、約1万人の観光客が高地に避難した。同国のタクシン首相は、南部3州の被災地住民に退避を呼びかけた。
 震源地から約1600キロ・メートル離れたスリランカでは、東、南部を中心に、広範囲に及ぶ海岸線が5メートルの高波に襲われた。首相報道官は「死者は2498人に上った」と話した。いくつかの集落は水没し、行方不明者も多い。数千人が避難を強いられている。
 最も被害が大きいのは、東部のトリンコマリー周辺で、一つの村で200人以上が死亡したとの情報がある。コロンボでも洪水が発生した。
 ロイター通信などによると、インドでは約2000人が死亡した。最も被害の大きなタミルナドゥ州の中部ナガパティナムで約400人、クダロールで約180人が死亡したほか、州都チェンナイでも約10メートルの高波が家屋をのみ込み、125人が犠牲となった。死者の多くは女性や子供という。アンドラプラデシュ州でも約200人が死亡した模様。
 インド政府は非常事態対策室を設置、緊急医療班を両州に派遣した。  インドネシア地元メディアなどは「2400人以上が死亡した」と報じた。  マレーシアの観光地ペナン島などでも28人が死亡。モルディブでは首都マレで市内の約3分の2が浸水、国際空港も閉鎖されるなど、被害が広がっている。モルディブ政府報道官は「10人が死亡したと見られる」と述べた。このほか、ミャンマーで10人、バングラデシュでも少なくとも2人の犠牲者が出た模様だ。 - 読売新聞 -

2004-12-27 01:45

▼国際緊急援助隊の医療チーム21人を派遣…政府決定

政府は26日夜、インドネシア・スマトラ島沖の地震に伴う津波の被害を受けたスリランカに対し、医師、看護師ら21人で構成する国際緊急援助隊の医療チームを27日に派遣すると発表した。  スリランカ政府の支援要請を受けたもので、派遣機関は2週間の予定。また、モルディブからも支援要請があったという。  政府は。後、他の被災国についても、国際緊急援助隊の派遣や、緊急援助物資の供与を検討する方針だ。  また、外務省は26日午後、大地震に関する緊急連絡室を設置した。インドネシア、スリランカなどにある在外公館などと連絡を取り、在留邦人らの安否確認を急いだ。 - 読売新聞 -

2004-12-27 01:02

▼邦人観光客20人が不明=うち10人は波にのまれた可能性-タイ

バンコクの日本大使館に26日夜までに入った連絡によると、津波に襲われたタイ南部で日本人観光客約20人の安否が確認されていない。この中に子供が含まれているという情報もある。  このうち、プーケット島で4人、ピピ島で4人、カオラックで2人の計10人は、一緒にいた家族や友人の話で、波にのまれた可能性が高いという。 - 時事通信 -

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