| 2005-01-03 23:00 |
▼古い言い伝え、島民救う=「水引いたら逃げよ」-スマトラ沖地震・インドネシア
インドネシアのスマトラ沖地震で震源からわずか60キロに位置する同国シムル島では、住民約6万5000人のうち津波による死者は、3日までに6人にとどまっている。1907年に大津波を体験し、「海水が引いたら高台に逃げろ」という教訓が伝統的な教えとして住民の間に語り継がれていたからだという。
島民のユスマンさんは地元メディアに対し、「海水が引いたら次には必ず大きな波が来る、という教えが昔からある。これをわれわれは『スモン』と呼んでいる」と話した。住民らはこの言い伝えに従い、水が引いた時、すぐに丘へ避難したという。 - 時事通信 -
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| 2005-01-03 22:17 |
▼死者の3割以上が子ども
スマトラ沖大地震と大津波は、子どもの犠牲者が極めて多いという特徴を見せている。国連児童基金(ユニセフ)のベラミー事務局長は3日、コロンボで記者会見し、「死者の3分の1以上が子ども(18歳未満)になる」とのこれまでの推定を改め、さらに割合は高まるとの見通しを示した。目の前で肉親を津波に奪われた子どもも多い。食料・医療などの支援に加え、精神面でのケアも緊急の課題になってきた。【ナガパティナム(インド南部)大澤文護、ゴール(スリランカ南部)西尾英之、コロンボ花岡洋二】
■スリランカ
「病院からの聞き取り調査の結果、死者のほぼ7割が児童だった」。スリランカ東部バティカロア県を調査したユニセフ・スリランカ支部(コロンボ)のニーランド児童保護担当官は、無念の表情でつぶやいた。
ユニセフは、被害の大きい8カ国の子どもの人口比率が39%に及ぶことから、犠牲者全体に占める子どもの比率は少なくとも3分の1以上になると見てきた。しかし、バティカロア県のケースが示すように実態はより比率が高い公算が大きい。理由として、波や漂流物に抵抗する力が大人より弱い▽津波の襲来が日曜の朝から日中にかけてで、子どもが海岸に出ている時間帯だった――などが指摘されている。
目撃者からは、流されそうになった時に、木などにつかまって難を逃れた生存者が多くいたとの証言がある。ニーランド担当官は「(死亡した子どもたちは)波に打ち勝つだけの力がなかったのだろう」と話す。
■インド
南インドで最大の被害が出たタミルナド州の町ナガパティナムでも、4000~5000人の犠牲者の3分の1以上が子どもだったとみられる。地元住民は、原因の一つとして津波が日曜(12月26日)の朝に起きた点にあると指摘する。
同町のアッカライペット集落では、漁業で暮らしを立てる750戸の住民のほとんどが、海岸で漁網や船の手入れをしていた。18歳の娘を失ったチャンデランさん(37)は「男たちの周りで、妻や子どもが手伝いをしたり、遊んでいた。最初はいつもより少し大きな波が来た。3分後に突然、大きな波が来た」と、その瞬間を振り返る。
海岸にいた全員が陸に向かって走ったが、まず力のない子どもたちが波に消えた。次に女性が力尽きた。「平日なら子どもは、学校に行っている時間だった」と住民たちはうなだれた。
■スリランカ避難キャンプ
津波で中心部が壊滅的被害を受けたスリランカ南部、ゴール郊外に設けられた避難キャンプ。「お母さんとお姉さんと弟が死に、私は独りぼっち。お母さんのことを考えると涙が止まらない」。12歳の少女ディジャーナさんはうつろな表情で、そう話した。
ディジャーナさんはその時、自宅隣のおばの家で朝食を取っていた。押し寄せた海水で壁にたたきつけられ、顔や手足を負傷。泥とがれきの町を必死に走り、たどり着いた避難所で、「お母さんたちは亡くなった」と聞かされた。
1週間以上が過ぎ、顔の傷は治りかけてきた。しかし、心の傷は深い。「いつもお母さんの隣で寝ていた。夜中になるとお母さんのことが頭に浮かんで、涙が止まらないの」。母親からいつも「一生懸命勉強しなさい」と言われていた。「もう一度学校に行きたい。でもカバンもノートも全部流された。どうやって学校に行けばいいの」
避難所では約100人の子どもが暮らす。半数以上は肉親のだれかが死亡するか行方不明になっている。「昼間は元気でも、夜になると泣き出す子がいる。あの時のことを思い出すのでしょう」。世話をしている女性の一人が打ち明けた。
■ユニセフ
ユニセフは3日、各国で被災した子供の支援に最大で1億2000万ドル(約125億円)をつぎ込むと発表した。
現在各国で、政府やNGO(非政府組織)と、親を失った子どもを捜し出している。スリランカに関しては「北部だけでも3000人が孤児になったとの情報がある」(ベラミー事務局長)と説明。はぐれた親子を引き合わせたり、孤児を親族に引き取ってもらうよう働きかけている。
一方、避難所の子どもたちへの心のケアとして、サッカーボールやクレヨンなどの遊び道具を配布。若者たちがボランティアで子どもを世話するよう指導している。また、「親が津波に流される場面を見た子どもたちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)も危惧(きぐ)されるが、一人一人の精神医療まで手が回らないのが現実」という。日本からの人的支援として「精神医療と里親制度の専門的知識が今後、必要になっていく」と話している。 - 毎日新聞 -
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| 2005-01-03 22:16 |
▼「確認」遺体は別人?邦人遺体新たに発見…スリランカ
インド洋津波に襲われたスリランカで1日から2日にかけて、日本人とみられる男女計2人の遺体が新たに見つかった。
このうち女性は、外務省などによると、東京都北区、主婦勝田咲江さん(69)のパスポートを携帯。勝田さんは家族らが先月30日に遺体を確認したとされていた「大陸旅遊」(東京都新宿区)のツアー客8人のうちの1人だった。在スリランカ日本大使館では、先月確認された遺体は勝田さんとは別人だった可能性もあるとして、改めて確認作業を始めた。
日本人女性と見られる1遺体が見つかったのは、大陸旅遊のツアー客が津波に巻き込まれたスリランカ南部ヤラ国立公園内。公園内を捜索していた大使館職員が2日見つけた。勝田さんのパスポートは、遺体が身につけていたウエストポーチの中から見つかった。遺体は損傷が激しく、外見からは「東洋系の女性」としかわからないという。
先に家族が身体的特徴などから、勝田さんと確認した遺体も損傷が激しかったことから、外務省は現地に専門家を派遣。日本に向かうはずだった遺体をコロンボに残し、改めて歯型などの確認作業を行う。
同大使館員は「すでに確認した遺体は家族が対面し、間違えるとは考えにくい。同行者が(勝田さんの)パスポートを持っていた可能性もある」と話し、同じツアーに参加していた行方不明者4人のうちの1人である可能性も示唆している。
一方、新たに見つかった日本人男性と見られる遺体は、スリランカ南部ゴールの病院に安置されていた。同大使館員が現地で確認したところ、日本のパスポートのコピーを持っていたという。行方不明のままとなっている大陸旅遊のツアー客4人とは別人で、外務省から連絡を受けた家族が3日、現地に向かった。 - 読売新聞 -
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| 2005-01-03 23:51 |
▼日・タイ合同調査団、津波警報システム早期構築を提言
インドネシア・スマトラ沖地震による津波の規模や被害状況をタイ南部で調べていた日・タイ合同調査団は3日、4日間の日程を終え、調査結果の報告会をプーケット県庁舎で開いた。
日本側からは松冨英夫・秋田大助教授ら2人が、タイ最大級の被災地となった南部カオラックやプーケット島で測量した津波の高さなどのデータを紹介。さらにタイ政府への提言として、「津波対策は、何か一つ行えば十分というわけではない」と強調し、〈1〉津波警報システムの早期構築〈2〉災害の予防や軽減のための教育〈3〉沿岸部を守る「防潮林」の整備〈4〉鉄筋コンクリートを使った住宅の促進――などを挙げた。 - 読売新聞 -
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| 2005-01-03 21:01 |
▼被災地への訪問自粛要請=遺体のデータ整理まで-タイ外相
タイのスラキアット外相は3日、同国南部のプーケット市内で記者会見し、津波による行方不明者の家族らに対し、身元不明遺体のDNAデータなどが完全に整理されるまで、被災地訪問を控えるよう求めた。
同外相は「タイ政府は遺体の身元確認につながるすべての個別データを集積したウェブサイトの公開を目指している」と強調。断片的な情報では、身元確認にかえって手間取ると述べた。
一方、タイ警察当局は3日、緊急の声明を発表、すべての外国人に対し、感染症予防などのため、被災地や遺体安置所に立ち入らないよう呼び掛けた。 - 時事通信 -
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| 2005-01-03 20:13 |
▼被災地“立ち入り禁止” 感染症恐れ、タイ政府
タイ政府当局は3日、スマトラ沖地震の津波による不明者捜索などのためタイ南部プーケットと周辺地域を訪れている外国人らに対し、ワクチン投与など感染症予防措置を行っている者を除き、被災地域や遺体安置の寺院の訪問を控えるよう命じた。
“立ち入り禁止”措置は、不明者家族や外国人ボランティア、外国報道関係者らが対象。病気感染や「遺体の身元特定作業を妨げる」恐れがあるためとしている。
一方、津波被害で仕事を失ったホテル従業員らに対する失業給付金支給のための登録手続きが同日、プーケット県庁舎で始まり、職を失った多数の人々が登録窓口に殺到した。 - 共同通信 -
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| 2005-01-03 19:51 |
▼180万人の食料支援必要 国連人道調整官
国連のイゲランド人道問題調整官(事務次長)は2日、国連本部で記者会見し、スマトラ沖大地震と大津波で、支援を必要とする被災者は総計500万人に達し、このうち食料支援を待つ被災者は計180万人に上ると述べた。また、ロイター通信の集計によると、3日までに確認された死者数は計約14万5000人となった。インドネシア政府が同日、同国の死者数を9万4081人に上方修正した。
イゲランド氏によると、食料支援を必要とする被災者は、震源に近いインドネシア・スマトラ島で100万人、スリランカで70万人など。スリランカの被災者には3日以内に食料が届けられる見通しだが、スマトラ島は道路や空港の被害が深刻なため、さらに時間がかかりそうだという。インドネシア保健省によると、震源に近い同島アチェ州では27万人以上が避難所での生活を強いられているという。
イゲランド氏はさらに「(安全な飲料水が確保できなければ)これからの数週間で、津波の犠牲となった子供たちと同じ数の子供たちの命が、下痢によって奪われるだろう」と警告した。
国連のアナン事務総長は2日放映の米ABCテレビとのインタビューで、被災国の復興には5~10年かかるとの見解を示した。また、被災地では食料など援助物資の空中投下が始まったが、ヘリコプターやトラックなど輸送手段が不足していると訴えた。 - 毎日新聞 -
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| 2005-01-03 19:49 |
▼津波早期警報システムを インドネシア大統領
インドネシアのユドヨノ大統領は3日、ジャカルタ市内で「近隣諸国とともに地震や津波を含む自然災害の早期警報の創設を計画している」と語った。AP通信が報じた。
シンガポールのリー・シェンロン首相も先月30日、スマトラ沖地震の被災国支援会議開催を呼び掛けた際、津波に対する早期警報システム構築を会議の目的に挙げており、6日にジャカルタで開催される会議の焦点の一つとなる。
大統領は「(大災害を)予防するための対策」と述べたが、どの国が参画するかや資金をどう手当てするかは明らかにしなかった。 - 共同通信 -
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| 2005-01-03 19:31 |
▼タイ南部で最大10.5メートル
スマトラ沖大地震による津波で、タイ南部を襲った津波の高さは最大10.5メートルに達していたことが、日本の専門家チームによる調査で分かった。
松冨英夫・秋田大助教授ら6人のチームが3日までに、プーケット島など7カ所の被災地域を調べた。建物に残る痕跡などから、津波の高さはプーケット島のパトン・ビーチで最大6.5メートル、同島の北隣のカオラックでは最大10.5メートルだった。津波の速度はカオラックで秒速6~8メートルに上り、1キロ以上も内陸に入り込んでいたという。
近接した地域で津波の高さに大きな差が出たことについて、松冨助教授は「海底の地形が最大の要因と考えられる」と話している。 - 毎日新聞 -
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| 2005-01-03 19:29 |
▼7日ぶりに男性を救出 震源近いアチェ州海岸
スマトラ沖地震から1週間たった2日、震源に近いインドネシア・アチェ州の海岸で、ボートの下敷きになっていた漁民の男性が救出された。
インドネシア当局の不明者捜索の責任者は、男性発見の前「生存者がいる可能性は低く、捜索を間もなく打ち切る」と述べていた。
AP通信によると、男性はソフィヤンさん(24)で、ボートで海に出ていて12月26日の津波に遭い、海岸に打ち上げられボートの下敷きになった。1週間、飲まず食わずだったという。
州都バンダアチェの病院医師は、ソフィヤンさんが負傷しており脱水状態で、ほとんど話ができないことを明らかにし「精神的に相当参っている」と語った。 - 共同通信 -
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| 2005-01-03 19:27 |
▼各国報道陣に防災教育訴え 日本の津波調査団
スマトラ沖地震による津波の規模や被害状況を、タイ・プーケット島などで5日間にわたり調べた日本の調査団が3日、プーケットで記者会見し、防災教育や警報システムの重要性を各国の報道陣に訴えた。
団長の松冨英夫秋田大助教授は、現地の人への聞き取り調査で、地震を感じた人も津波に対する警戒心を全く持っていなかったことが分かったとして「信じられないことだ。海に近い場所では、地震が起きたら津波が来るのを警戒する必要がある」と指摘。「防災教育を十分にすることで被害は減らせる」と強調した。 - 共同通信 -
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| 2005-01-03 19:20 |
▼津波監視システム提案へ 被災国支援首脳会議で
タイのスラキアット外相は3日、ジャカルタで6日開かれる被災国支援緊急首脳会議で、被災国を含めた国際的な津波監視システムの構築を提案する考えを示した。外相によると、日本が既に協力を表明しているという。
太平洋を取り巻く諸国では国際的な津波監視・警報システムが築かれ、津波情報をいち早く伝え合う仕組みが形成されているが、インド洋周辺ではこうしたシステムがないため、大きな被害につながった。
また、タイ首相府は気象専門家らによる国家災害警報委員会を設置し、国内の災害監視・警報システムについて改善策の検討を始めた。 - 毎日新聞 -
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| 2005-01-03 19:01 |
▼邦人680人と連絡取れず=町村外相、プーケット視察へ
町村信孝外相は3日午後、インドネシア・スマトラ沖地震と津波被害に関し、同日午前までに外務省に安否照会があった邦人3129人のうち、約680人となお連絡が取れていないことを明らかにした。大半は個人旅行者とみられる。同省はインターネットのホームページなどを通じ、家族と連絡を取るよう呼び掛けている。
外務省によると、所在不明者の主な旅行・滞在先は、タイ・プーケット島と周辺で170~180人、スリランカで60~70人、モルディブで30人前後。中には海外旅行に出たまま1年以上も連絡が途絶えているケースなどもあり、町村外相は「一人ひとり慎重に確認するしかない」と語った。
さらに、被災地域に住む在留邦人のうち、プーケットで8人、モルディブで3人、マレーシア・ペナン島で2人の安否も確認できていない。
一方、町村外相は6日にジャカルタで開かれる復興支援会議の後、プーケット島の被災地を視察する考えを表明。また、政府は3日、歯型による遺体確認を行うため、法医学者1人をスリランカに派遣した。 - 時事通信 -
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| 2005-01-03 19:01 |
▼死者5000人超す=タイ南部
タイ内務省の3日の発表によると、スマトラ沖地震による津波が襲来したタイ南部6県の人的被害状況は同日現在、死者5104人(うち外国人2459人)、行方不明3810人(同1657人)に上った。 - 時事通信 -
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| 2005-01-03 19:01 |
▼ピピ島捜索、4日に打ち切り=プーケットは終了-タイ当局
タイのポーキン内相は3日、スマトラ沖地震による津波で被災したタイ南部の行方不明者の捜索活動について、プーケットで同日までに終了し、クラビ県ピピ島でも4日に打ち切る方針を明らかにした。
捜索は、外国人2209人を含む4000人以上の死亡が確認されているパンガー県カオラックでも8日ごろをめどに打ち切られる見通し。今後は、回収された遺体の身元確認作業と被災地の復興が焦点になりそうだ。 - 時事通信 -
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| 2005-01-03 17:58 |
▼観光の島“復活”へ始動 プーケット住民ら
スマトラ沖地震による津波で大きな被害を受けたタイ南部プーケット島では3日、政府や住民らが“復活”に向けて始動、外国人が集まる夜の歓楽街でもにぎわいが戻っている。
多くの外国人観光客が津波にさらわれたパトンビーチ。がれきやごみの処理のため、ビーチ脇の道路では軍が清掃活動を急ぎ、砂浜ではブルドーザーとトラック数台が走り回る。近くには観光客が日光浴を楽しむ姿も。津波の難を逃れたドイツ人男性(52)は「信じられないほどのスピードで片付けられていく」と驚く。 - 共同通信 -
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| 2005-01-03 16:56 |
▼死者総数は14万4千人 インドネシアが6割超
ロイター通信の3日までの集計によると、大津波を伴ったスマトラ沖地震による死者は、インド洋の沿岸各国で約14万4000人に達した。最大の被災国は、震源に近いアチェ州のあるインドネシアで、犠牲者の6割以上を占めている。
各国別の死者数は、インドネシア9万4081人、スリランカ2万9744人、インド1万4872人、タイ4993人、マレーシア74人、モルディブ74人、ミャンマー59人、バングラデシュ2人、東アフリカ(ケニア、ソマリアなど)137人。 - 共同通信 -
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| 2005-01-03 16:16 |
▼復興5-10年と事務総長 国連、死者14万人以上
国連のアナン事務総長は2日放映の米ABCテレビとのインタビューで、大津波を伴ったスマトラ沖地震の被災国の復興完了には5-10年かかるとの見解を示した。またイゲランド国連緊急援助調整官室長は同日、被害が深刻なインドネシアやスリランカなどで「180万人に対する食料援助が必要となるだろう」と述べ、各国に一層の支援を呼び掛けた。
ロイター通信の3日の集計によると、スマトラ沖地震による死者は計14万人以上に達した。通信や道路の復旧などで被災国の状況はより明確になってきており、死者数はさらに増える見通し。
アナン事務総長は、被害規模について「われわれが把握できたのかどうか分からない。毎日拡大していく」と強調。 - 共同通信 -
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| 2005-01-03 15:01 |
▼津波警報、翌日まで放置=スマトラ沖地震でインドネシア-米誌
3日発売の米誌タイム最新号は、スマトラ沖地震が発生した昨年12月26日、米ハワイ州ホノルルの太平洋津波警報センター(PTWC)がインドネシア政府に津波発生の可能性を伝える警報を流していたにもかかわらず、通知が翌日まで放置されていたと伝えた。 - 時事通信 -
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| 2005-01-03 13:00 |
▼180万人に食糧支援必要=死者14万人超える
3日、発生から9日目を迎えたインドネシア・スマトラ島沖の地震・津波で、救援活動が急ピッチで進められる中、国連のイゲランド人道問題調整官は、スリランカなどで食糧支援を必要とする被災者が約180万人に上ることを明らかにした。ただ、道路寸断など交通事情の悪化が障害となり、救援物資の配給は難航している。ロイター通信などのまとめによると、被災した各国での死者は前日から1万人以上増えて計14万人を超えた。国連は、死者数が15万人を上回るとの見通しを示している。 - 時事通信 -
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| 2005-01-03 12:56 |
▼愛知の技師の妻とは別人 ピピ島の遺体、歯型で判明
スマトラ沖地震の津波に巻き込まれた愛知県岡崎市、放射線技師杉本孝幸さん(41)の妻正美さん(41)の可能性があるとみられていたタイ・ピピ島で見つかった遺体は3日、歯型の鑑定で正美さんとは別人と判明した。
親族が「(正美さんと)水着が似ている」と証言したため、外務省が派遣した東京歯科大助教授(法人類学)らが鑑定していた。
外務省によると、杉本さんと二男知槻君(8つ)は12月31日、ピピ島で遺体で発見され、助かった長男遼平君(12)が確認。正美さんの捜索活動が続けられている。 - 共同通信 -
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| 2005-01-03 09:24 |
▼日本人旅行者 所在未確認790人
インドネシアのスマトラ沖大地震による津波で、外務省に家族らから問い合わせのあった日本人旅行者のうち、2日現在所在が未確認なのは、個人旅行を中心に790人に上っている。また、在留邦人では、タイ・プーケット周辺の9人、マレーシア・ペナン周辺では、2人が未確認だ。 - 毎日新聞 -
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| 2005-01-03 03:04 |
▼支援センターに不明者探す家族続々 タイ
インドネシアのスマトラ沖大地震による津波で、プーケット島の国際被災者支援センターには連日、各国から家族らが詰め掛け、行方不明者の顔写真を張り出すなどして懸命に情報を集めている。
支援センターでは約30カ国の大使館員らが机を並べ、国別に死者や行方不明者の照会に応じている。屋外には身元不明の遺体写真のほか、家族らが持ち込んだ行方不明者の顔写真などが掲示板に張り出されている。センターで日本人の支援活動をしている在タイ日本大使館の小野崎忠士さん(50)は「29日ごろから、写真のついたチラシを張りながら情報を求める人が増えている」と話している。 - 毎日新聞 -
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| 2005-01-03 01:07 |
▼邦人犠牲21人に 死者総数13万人弱
スマトラ沖大地震による津波被害で、タイ・ピピ島で不明になっていた草津美佐紀さん(35)=バンコク在住▽会社員の田中由美さん(32)=東京都北区▽マサエ・鈴木・デルバレットさん(51)とニコラ・ケン・デルバレット君(4)=北京在住=の計4人の死亡が2日までに確認された。邦人の犠牲者は21人になった。ロイター通信などのまとめでは、確認された死者数は13万人弱に達している。
毎日新聞の調べでは、津波に襲われたのが確実な日本人の不明者は少なくとも16人。政府関係者によると、被災した可能性の高い安否不明者は100人以上いるといい、犠牲者はさらに増えるとみられる。
草津さんは、大阪府教委からバンコク日本人学校に派遣されている教諭、草津徹さん(35)の妻。夫妻で冬休みを利用し観光で訪問。ホテルの1階にいたところを襲われたという。徹さんは無事だった。
田中さんは、オーストラリア人の夫とともに休暇で訪れ、海岸を散歩中に被災した。夫は無事だった。マサエ・鈴木・デルバレットさんは、フランス人の夫とニコラ君、ニコラ君の姉の一家4人での旅行中だった。夫と娘は無事だった。タイ・シミラン諸島で行方が分からなくなっていた男性は、無事が確認された。 - 毎日新聞 -
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| 2005-01-03 00:09 |
▼タイ南部でゾウが命救う 津波察知?旅行客乗せ丘へ走る
ゾウが津波を事前察知、観光客の命救う─。スマトラ沖地震の津波が起きた昨年12月26日、被災地になったタイ南部の海岸にいた観光用のゾウが、津波の来襲する前に近くの丘に向け“疾走”、背中に乗せていた外国人観光客約10人の命を救っていたことが2日、分かった。
ロイター通信によると、甚大な被害を受けたタイ南部カオラックで飼われていたゾウ8頭は、スマトラ沖で地震が起きたころ、突然鳴き始めた。すぐ静かになったが約1時間後、再び鳴き、客を乗せていた複数のゾウが突然丘に向かってダッシュ。客なしのゾウもつながれていた鎖を引きちぎって後に続いた。
当時、ビーチには外国人観光客ら少なくとも3800人がいたが、逃げ遅れ、津波にのみ込まれたという。 - 共同通信 -
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