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§インドネシアのスマトラ沖地震 14日目

2005-01-08 22:00

▼支援物資の配布が課題=精神的なケアも必要-スリランカから医師帰国・成田

スマトラ沖地震で津波被害に見舞われたスリランカに派遣されていた「国境なき医師団」の臼井律郎医師(46)が8日夕、成田空港に帰国した。被害が深刻だった東海岸の避難キャンプを中心に調査。「伝染病の兆候は今のところない」としながらも、被災者の精神的なケアの必要性を指摘、支援物資が行き渡っていない状況も認められると語った。 - 時事通信 -

2005-01-08 20:56

▼援助物資、NGOが被災者への直接配布

スマトラ沖大地震と津波の被災者に支援は届いているのか。援助が本格化する中、その使われ方を監視する必要が出ている。震源に近いインドネシア・アチェ州の西海岸ムラボー。日本政府の緊急援助を委託されたNGO「ピースウィンズ・ジャパンPWJ」は3日、外国団体として初めて援助物資を同地郊外で配った。 - 毎日新聞 -

2005-01-08 19:44

▼奥尻島と類似 「回り込み型」で被害増大

スマトラ沖大地震でスリランカ南西部沿岸を襲った津波は、北海道南西沖地震(93年7月)で発生した「回り込み型」であることが、日本の専門家の現地調査で分かった。島突端部を回り込んでエネルギーを増すタイプで、震源から見て裏側の地域でも大きな被害を起こすことが特徴という。
 今村文彦・東北大教授(津波工学)らの調査団が5日から7日、4000人余りの死者が出たスリランカの南西部ゴールの周辺約40キロの海岸沿いを調査して判明した。ゴールの西約10キロのヒッカドゥワという町では、海岸線から300メートル奥まった地点で高さ9メートルの津波の痕跡を確認した。他の地点での津波は平均4メートルだった。ヒッカドゥワ周辺は、スマトラ島沖の震源地から見れば裏側で、遠浅の砂浜だった。島の突端部を回り込んだ波が、浅瀬に向かって重ね合わさり1地点に集中したため、津波のエネルギーが増したとみられる。
 北海道南西沖地震では、震源地から反対側に約5キロ回り込んだ奥尻島初松前地区で高さ10メートル超の津波が確認され、他地区の4~5メートルを上回り大きな被害が出ている。今村さんは「スリランカ南西部と奥尻島の初松前のケースは非常に似ている」と話している。 - 毎日新聞 -

2005-01-08 19:00

▼東南アジア、韓国歴訪へ出発=自衛隊の国際貢献アピール-大野防衛庁長官

大野功統防衛庁長官は8日午後、成田発の全日空機で東南アジア3カ国と韓国歴訪に出発した。スマトラ沖地震の津波で大きな被害を受けたインドネシア、シンガポール、マレーシア、韓国の順で回り、防衛首脳会談などを行う。自衛隊による救難・復興支援に積極的に取り組む姿勢をアピールすると同時に、海外派遣など自衛隊の活動拡大に各国の理解を求めたい考えだ。 - 時事通信 -

2005-01-08 18:57

▼不明遺体のデータ整備急ぐ 警視庁など各国チーム連携

スマトラ沖地震による津波で多数の犠牲者が出たタイで、日本の警視庁鑑識課員らが国際刑事警察機構(ICPO)加盟各国の鑑識チームと連携し、身元不明遺体の指紋や歯型などをデータベース化する作業を進めている。
 津波発生から2週間近く経過して身元確認が困難となる中、自国の被災者だけでなく、全犠牲者のデータを一元管理して情報を共有し、確認作業の迅速化を目指す。
 タイ内務省によると、8日までに同国南部プーケットやピピ島などで死亡が確認されたのは計約5300人。このうち約2200人が身元不明のままとなっている。 - 共同通信 -

2005-01-08 17:30

▼国連会議で日本が「防災データベース」提案へ

18日から神戸市で開かれる国連防災世界会議で日本政府が提案し、設置が決まる見通しの「国際復興支援データベース」の概要が8日、明らかになった。
 〈1〉防災行動集〈2〉優良事例・教訓集〈3〉防災技術集――の3分野について、世界各国の防災施策や成功例、最新技術を国連のデータベースに集め、各国が情報を共有する。インドネシア・スマトラ沖地震の支援・復興策や早期津波警報システムなども盛り込む方針だ。
 会議では、日本が率先してデータ登録する方針を表明し、「防災施策や過去の教訓の共有が災害被害を軽減する」と各国に参加を呼びかける。政府は2005年度予算案にデータベース構築費など約3000万円を計上している。データベースの管理運営は、国連の防災担当部局が担当する予定だ。
 防災行動集は、各国や国際機関が推進する防災施策やプロジェクトについて、内容、実施方法、目標達成年、対象地域、予想成果などの項目別に詳細に記載する。他国の防災施策の参考とするのが狙いだ。
 優良事例・教訓集は、災害被害の軽減に効果のあった事例を集める。日本は、2003年にモンゴルに気象観測機器と情報ネットワーク化を支援し、干ばつや厳寒による家畜被害を軽減した例などを紹介する。
 防災技術集は、1960年のチリ大地震を機に導入した環太平洋津波警報システムや、自治体の災害対策、家やビルの耐震強化など、防災の先端技術や研究開発例を整理する。 - 読売新聞 -

2005-01-08 17:28

▼警視庁鑑識チーム派遣 タイ南部に政府

政府は8日、スマトラ沖地震の津波で多くの被害者が出たタイ南部のクラビ県に、警視庁の鑑識担当者3人を国際緊急援助隊として派遣することを決めた。9日に日本を出発し、約1週間の予定で、身元が確認できていない遺体のDNA鑑定や検体の採取に当たる。クラビ県には4日にも日本のDNA鑑定の専門家4人が派遣されている。 - 共同通信 -

2005-01-08 17:20

▼「想像超える悲惨さ」 町村外相が被災地視察

「現場は想像を超える激しさ、すごさ、悲惨さだ」。町村信孝外相は8日、スマトラ沖地震の津波で日本人観光客らを含む多数の死者、行方不明者が出たタイ南部のプーケットとカオラックの被災地を視察後、同行記者団に印象を語った。
 日本の5億ドル緊急支援については「よその政府と違い、直ちにその金額を国際機関なり各国政府に振り込む。今月20日ごろまでに実行に移す」と強調した。
 気温30度を超える暑さと強い日差しの中、外相はカオラックで、破壊されたコテージなどのがれきが散在する海辺を長靴姿で視察したほか、現地で活動する日本の緊急援助隊医療チームを激励し「役に立てることがあったら言ってほしい」などと声を掛けた。 - 共同通信 -

2005-01-08 16:40

▼70歳男性を11日ぶりに救出 スマトラ島北部

スマトラ沖地震の震源地に近いインドネシア・スマトラ島北部のバンダアチェで6日に、70歳の男性が破壊された自宅のがれきの中から11日ぶりに救出された。8日付のインドネシア紙コンパスなどが伝えた。
 この男性はムハマド・ザイニさん。捜索活動中のボランティアが6日午後、崩壊した壁の中にいるザイニさんを発見、バンダアチェの軍病院に運んだ。救出された際は危険な状態にあったが、現在は集中治療を受けて回復しているという。
 ザイニさんは同紙に対し、地震と津波の状況について「地面が揺れ、家の壁が崩れた。水に流されているように感じたら、壁に激突した。どうして生き残れたのか、それ以上は覚えていない」と語った。 - 共同通信 -

2005-01-08 16:10

▼卑劣な詐欺、空き巣横行

ネットで偽サイト誘導/被災者の留守宅知り  【ロンドン=蔭山実】インド洋大津波で民間から多額の義援金が寄せられる中で、電子メールなどを使って巧妙な手口で金銭をだまし取ろうとする詐欺が横行、米英の捜査機関が注意を呼びかけている。欧州では死者や行方不明者の名前が公表された結果、留守宅が盗みに入られる“二次被害”も伝えられ、スウェーデン政府は氏名公表の差し止め方針を打ち出した。
 英国家犯罪情報部(NCIS)と米連邦捜査局(FBI)によると、オンライン詐欺では、正規の支援団体を装った偽の寄付金募集サイトが相次いで開設されているほか、電子メールで偽のサイトに誘導したり、国外で義援金を積み立てて被害救済に充てると称して寄付金を募ったりする詐欺行為が報告されている。
 偽サイトの中にはアクセスするとウイルスに感染するものもあり、「被災地の写真添付」をうたったウイルスメールも横行。行方不明者の家族や友人を狙い、捜索を持ちかけて金銭を詐取する手口や、被災者の遺産を引き出す必要があるとして銀行口座の個人情報を盗もうとする行為もみられ、手口は巧妙に多岐にわたる様相をみせている。
 NCISとFBIではオンラインで寄付をする際は、正規の団体のサイトに直接アクセスするように呼びかけている。
 一方、ノルウェーなどの北欧諸国は、不明者の消息情報を集めるためインターネット上で行方不明者の氏名を公表している。実際に不明者の数を減らす効果が出ているが、スウェーデン政府は、各国で留守宅が荒らされたとして犯罪被害を防止するため氏名公表を控えている。 - 産経新聞 -

2005-01-08 16:05

▼津波災害復旧に田老町が義援金100万円--日赤県支部に /岩手

スマトラ沖大地震による津波の災害復旧に役立ててもらおうと、田老町の野中良一町長と加藤伸一議長が7日、県庁を訪れ日赤県支部長を務める増田寛也知事に100万円の義援金を手渡した。
 義援金は町の財源からねん出した。同町は県内に壊滅的な被害をもたらした1896(明治29)年と1933(昭和8)年の三陸大津波で計2770人の死者・行方不明者を出している。 - 毎日新聞 -

2005-01-08 15:00

▼官民協力で遺体データベース=ネットで不明者捜索可能に-津波被害のタイ

スマトラ沖地震による津波で5000人以上の死者が出たタイ。政府は遺体の身元特定作業に役立てようと、ボランティアの手を借りて膨大な遺体や負傷者情報を管理するデータベースづくりに着手している。データベースの一部情報は既にウェブサイト上で公開されており、完成すれば、インターネットで行方不明者を捜索できる画期的な仕組みが整う。 - 時事通信 -

2005-01-08 14:34

▼両親死亡、捨て子の「ツナミ」ちゃんに養子希望続々

インド洋津波に襲われたタイ南部プーケットで、収容先の病院関係者から「ツナミ」と名付けられた男の乳児の捨て子2人に、養子縁組の申し込みが相次いでいる。
 1人目は、津波から3日後の先月29日にプーケット中心部の公園で見つかった。この時点で生後2週間前後で、「両親が津波で亡くなったので育ててください」との手紙が添えてあった。
 もう1人は今月3日、プーケット最大の被災地パトンビーチの路上で見つかった。1360グラムの未熟児で、へその緒の具合から生後10時間と診断された。2人が同名では紛らわしいので、この子は後に「ロマ」(イルカ)と改名された。
 2人の子には、これまで23家族が「養子にしたい」と申し出た。 - 読売新聞 -

2005-01-08 14:13

▼津波の死者10万4000人に インドネシア

インドネシア社会省は8日、スマトラ沖地震と大津波による死者が前日より2737人増え、10万4055人になったと発表した。依然、約1万人が行方不明で、死者数はさらに増えそうだ。
 インドネシアは、津波被害のあったインド洋沿岸国の中で最大の被災国。死者の大半は震源地に近いスマトラ島北部のアチェ州に集中しており、同州の死者は10万3803人に上っている。
 社会省によると、被災地では、住宅2万1659戸が破壊され、65万5132人が避難生活を送っている。 - 共同通信 -

2005-01-08 10:39

▼「がれき除くたび遺体」 タイから緊急救助隊帰国

スマトラ沖地震でタイに派遣された警察庁や海上保安庁、消防関係者などの国際緊急援助隊救助チームの49人が8日、成田空港に到着した。
 消防庁の長尾一郎副団長は「がれきを除くたびに遺体が出てくる過酷な現場だった。遺体の損傷も激しく、早めの救助活動が必要だと痛感した」と惨状を振り返った。  空港で行われた解団式では、外務省の石榑利光団長が「津波災害は初めてだったが、迅速な対応ができたと思う。この経験を今後に生かす必要がある」と述べた。  チームは先月29日、日本を出発。タイ・ピピ島で愛知県岡崎市の杉本孝幸さん親子の遺体を発見するなど救助、捜索活動を行った。 - 共同通信 -

2005-01-08 08:01

▼「ツナミがすべて破壊」 タイで鎮魂歌ヒット

死の神がすべてを破壊した、ツナミ--。スマトラ沖地震による津波被害を受けたタイで、被災者への支援を呼び掛ける鎮魂歌「アンダマンの涙をふいて」がヒットしている。歌っているのは同国の人気ロックバンド「カラバオ」だ。
 「サシミは知っていたけれど、見たことも聞いたこともなかったツナミ。地上の楽園アンダマンを突然襲った天災。数え切れない死に世界が泣いている」
 もの悲しいメロディーのこの曲は津波発生後間もなく発表され、被害を伝えるタイのテレビ報道番組やプーケットのラジオ局で頻繁にオンエア。曲が収録されたアルバムも近く発売、売り上げは犠牲者に寄付されるという。 - 共同通信 -

2005-01-08 08:00

▼「遼平君との作業、つらかった」=津波被害、緊急援助隊が帰国-成田

スマトラ沖地震と津波で大きな被害を受けたタイとモルディブで救援活動に当たった国際緊急援助隊の救助チーム48人と医療チーム10人の計58人が8日午前、成田空港に帰国した。
 救助チームは警察庁、消防庁、海上保安庁などの職員で構成され、先月29日に出発し、タイのピピ島などで行方不明者の捜索、救助活動に従事した。医師や看護師の医療チームは同29日と30日に分かれて出発、モルディブで負傷者の治療などに当たった。
 同空港での解団式で、救助チームの石榑利光団長(外務省福利厚生室長)は「全員けがもなく、無事に帰って来られたのは一致団結のたまもの。今後もあらゆる職場でこの経験を踏まえて貢献してほしい」とあいさつした。
 隊員のうち、タイで活動した警視庁の12人は、同庁に戻って帰国を報告。現場で指揮を執った斉藤昌巳警部補は「思っていた以上に悲惨な状況だった。つらかったのは(愛知県岡崎市の小学生)杉本遼平君が(現場を)一生懸命思い出しながら説明している時。何としても見つけようと思ったが、作業が進まず、ジレンマだった」と話した。 - 時事通信 -

2005-01-08 03:03

▼遺体情報を統一、国際チーム設置 タイ政府

タイ政府は7日までに、インド洋大津波で死亡した遺体の身元確認を支援するため、日本や欧州など計19カ国の専門家約300人による「国際調査チーム」を設置した。歯型をはじめ、すでに収容されている遺体の身体的な特徴情報を「国際刑事警察機構」の様式に統一して収集し、情報を共有して早期の身元確認を目指す。 - 毎日新聞 -

2005-01-08 01:51

▼「親はいるのか」人身売買組織、津波孤児狙い暗躍

15万人以上の死者を出したインド洋津波は、膨大な数の孤児も生んだ。最大の被災地、インドネシア・スマトラ島最北部では、救済を装い孤児を、売春や臓器移植などの目的で売り飛ばそうとする組織が暗躍している。
 「今月3日、2人組の男が来たわ。2人とも30代初めぐらい。キャンプを回って小さな子どもを見つけては、親はいるのかと聞き歩いてた」。バンダアチェの避難民キャンプで、主婦のアーティカさん(37)は言った。
 キャンプには、両親を亡くした6歳くらいの男の子がいた。その子を見つけると、2人組は、「メダン(スマトラ島最大の都市)に連れて行きましょうか。学校もあるし、将来のためになりますよ」と言った。
 カネは提示されなかったものの、アーティカさんら居合わせた大人たちは「人買い」だと直感し、2人を追い払った。
 国連児童基金(ユニセフ)現地事務所の豪州人女性アマンダ・メルビルさんは、「1組の男女が、子どもの売買にかかわった容疑でメダンの警察に逮捕されたとの情報がある」と言う。「アチェだけで少なく見積もっても3、4000人の孤児が発生したと推定される」とも語った。
 アチェからメダンへ、メダンからさらにほかの都市へ。子どもを売り渡していく組織のにおい――。AFP通信は、「3―10歳のアチェの子ども300人が売買目的でマレーシアに連れてこられるとの情報がユニセフのクアラルンプール事務所に入った」と伝えた。
 被災地で活動する民間活動団体(NGO)の話を総合すると、孤児たちは養子だけでなく、売春や格安の労働力にされる危険がある。被災地によっては、武装勢力の少年兵にされる可能性さえある。
 バンダアチェ・マタイ地区の避難民キャンプでは、ジャカルタのNGOが、子どもの捜索依頼を受け付けていた。子どもの特徴を登録しているが、同地区だけで750人が不明だ。
 インドネシア政府は「両親を失うか両親とはぐれた子どもは3万5000人」と推計。同政府は、16歳以下の子どもが親の引率なしにアチェの外に出ることを禁止するとの通達を出した。 - 読売新聞 -

2005-01-08 01:35

▼<米太平洋軍>スマトラ地震での自衛隊の支援に感謝

米太平洋軍の被災者支援の司令官を務めているブラックマン沖縄地域調整官は7日、タイのウタパオ基地と米国防総省を結んだテレビ会見で、スマトラ沖大地震での自衛隊の支援について「自衛隊の貢献に非常に感謝している」と述べた。また米軍が被災地に展開しても朝鮮半島の抑止力に影響は及ぼさないとの見方を示した。 - 毎日新聞 -

2005-01-08 01:04

▼ルポ インドネシアのアチェ州チャラン

スマトラ沖大地震の津波で壊滅的被害を受けたインドネシアのアチェ州チャランに6日深夜、インドネシア海兵隊に同行して入った。反政府武装組織「自由アチェ運動(GAM)」の活動拠点の一つ。救援活動が目的の隊員800人は機関銃や迫撃砲で武装し、ジュナイディ司令官は「GAMとの戦闘に備えるためだ。少なくとも3カ月は駐留を続ける」と話した。インドネシア国軍が今回の救援活動を反政府勢力封じ込めの好機ともとらえていることが浮き彫りになった。
 チャランはバンダアチェの南約120キロに位置するスマトラ島西岸の街だ。軍によると、住民4万人のうち約5600人が死亡・行方不明。海岸から約1キロの範囲の建物はすべて破壊されている。GAMの武器密輸拠点ともいわれてきたが、政府が03年5月に発令した戒厳令の下、掃討作戦が強化された。大津波による被害はGAMにとってはさらなる打撃だ。
 市内でGAMの関係者と名乗る男性(35)に接触できた。かつては1丁3000万ルピア(約34万円)程度でタイから密輸した自動小銃AK47を陸揚げし、街から約40キロの山岳地帯に作られた軍事拠点に送ってきた。密輸には支持者約50人がかかわってきたが、津波で大半が死亡するか行方不明になった。男性の母親も死亡したという。
 男性は軍事拠点にはなお、百数十人のメンバーがいると証言するが、津波以後、街からの武器や食糧の調達は完全に途絶えた。「メンバーは地震後は山にこもり野草で飢えをしのいでいる。組織の弱体化は一層進むだろう」と語った。
 インドネシア国軍は今月2日以降、重装備の海兵隊員を展開。一方で、食糧の供給や診療所の開設、道路のがれきの除去などの救援活動を進め、政府に批判的だった住民の支持の獲得を狙っている。さらに軍の情報関係者は「GAMのメンバーが被害者を装って街に出てくる可能性がある」と述べ、反政府勢力に人道支援用食糧が渡ることに警戒を示した。
 <アチェ紛争>
 石油・ガスの利益が還元されないことに不満を持つ実業家らが76年に自由アチェ運動(GAM)を結成。国軍との武力紛争が始まった。00年5月に停戦合意文書に調印、02年12月には和平協定に調印したが、GAMの武装解除は進まず、独立機運が根強く残っている。 - 毎日新聞 -

2005-01-08 01:02

▼神戸で津波警戒システム具体化=国連防災戦略事務局長

国連国際防災戦略(ISDR)のブリセーニョ事務局長は7日記者会見し、スマトラ沖地震に伴う津波被害を受けたインド洋での津波早期警戒システムの構築について、「神戸市で18日から開かれる国連防災世界会議で、今後の具体的な作業計画を決めたい」と述べた。 - 時事通信 -

2005-01-08 01:02

▼邦人2遺体が帰国へ=スリランカ

スリランカ旅行中にスマトラ沖地震による津波に遭い、死亡した「大陸旅遊」(東京都新宿区)のツアー客、大阪府豊中市の中田八重子さん=当時(67)=、東京都北区の勝田咲江さん=当時(69)=の2人の遺体が7日深夜(日本時間8日未明)、コロンボから直行便で日本に搬送されることになった。成田空港に8日昼、到着する。 - 時事通信 -

2004年: 12月26日 12月27日 12月28日 12月29日 12月30日 12月31日
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